だし巻き玉子は人生。
毎朝弁当用のだし巻き玉子を焼くのだけど、今朝ふと、『だし巻きは人生』と思った。
何を言ってるのかわからねーと思うが……案件だと思うので、説明おば。
だし巻き玉子は、薄く焼いては巻きを繰り返して、最終的には楕円柱形に丸めたものを切って食べるものだ。
薄焼き玉子を巻く途中、決して上手くいくことばかりじゃない。
下手くそな僕は、上手くいかない方が多い。
最初に入れた卵液を畳む時、高確率で失敗する。
それでもなんとか細く薄い棒状にして、再び卵液を入れる。
破れてしまったり、巻き方がいびつになったりしながら、最後の卵液を入れる頃には、それでもなんとなくだけど、カタチになってたりする。
巻き終えた後、形を整えながら仕上げていくと、あんなに失敗だらけだったのに、そこそこ綺麗なだし巻き玉子ができている。
なんかこれ、自分の人生と重なる。
順風満帆とは程遠い人生だったけれど、もがいて足掻いて、どうにかカタチにしてきた。
勿論、沢山の人たちに沢山助けられての事であることは、言うまでもない。
今、何回めの折り返しだろう?
また失敗するかな?
それとも上手く返せるかな?
どうなったとしても、最後の最後には、美味しいだし巻き玉子ができているよう、丁寧に焼いていこう。
サポート頂けましたら、泣いて喜んで、あなたの住まう方角へ、1日3回の礼拝を行います!