ココロが豊かになる春

フィルム写真の面白さを再認識して余裕がある限りフィルム撮影を楽しもうと思っている。コストがかかるのでせめてデジタイズ代を削減しようとフィルムスキャナーを再購入した。
ちょうど良くフィルムが出てきた。しかもリバーサルフィルム。
デジタイズしたけど撮影場所でどのような気持ちでシャッターを押したか記憶はない。構図やボケ具合を見てもフィルム写真を進めてきた初期の頃のフィルムだろう思える。

撮影場所は青森県弘前市で桜まつりに撮影したものである。とりあえず良い写真を残そう、ということでオートブラケット機能を使い露出の補正を行った形跡があった。

何回も足を運んだが弘前市の桜まつりの会場はいつでも熱気で沸いている。老いも若きも男も女も桜の木の下で宴に酔ったり、津軽三味線で唄を歌ったり、皆笑顔だ。冬の雪に閉ざされていた青森県人がその鬱積を発散さるのがこの桜まつりのように思えた。

いわき市から約500kmとかなり遠方だけどまた行きたい場所だ。