EOS-1Nと愉快な仲間達
老眼の私が趣味のフィルム写真撮影を継続する上でカメラに求めるものはオートフォーカス機能である。しかし時間をかけることができ、色調の変化を楽しみたいときにはマニュアルレンズも使いたい、と贅沢な想いがある。
それを叶えてくれるのは“キャノンEFマウントが良し”と考えている。
マウントアダプターの活用について
フィルムEOSのEFマウントで可能なことは
1 キャノン純正レンズ
2 他社製EFマウントレンズ
3 アダプターを経由して他社製マニュアルレンズ
の3つがある。
1,2は使えて当たり前だが,3においては複数のメーカーのレンズが使える。
他社製マニュアルレンズの使用について
備忘録として記載しておく。
a. PENTAX M42マウント Takumar
→問題なく使用可能
b. NIKON Fマウント Auto,New,Ai,Ai-s
→問題なく使用可能
c. PENTAX Kマウント
→レンズ絞りレバー改造で使用可能
d. CONTAX C/Yマウント
→使用不可能
※EFマウントデジタル機では可能
e. OLIMPUS OMマウント
→使えそうだが未確認
EOS-1Nで各種レンズ撮影
数多く出回っているレンズを所有しているので、改めてEOS-1Nを使ってどのような色調になるかテスト撮影してきた。
今回使ったフィルムは Kodak ULTRA MAX ASA400 36枚撮。
緊張感を保つよう1つのレンズに対して4SHOTシバリで撮影した。
使用したレンズ
下記の順序で撮影した。
1) NIKKOR Siries E 50mm F1.8
2) CANON 28-105mm F3.5-4.5
3) COSINA Carl Zeiss Distagon 21mm
4) CANON 20-35mm F3.5-4.5 +NDフィルター
5) NIKKOR Ai 35mm F2
6) PENTAX Takumar 55mm F1.8
7) COSINA Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
8) CANON 50mm F1.4
9) NIKKOR Auto 50mm F1.4
※フィルムスキャンはキタムラにて
NIKKOR Siries E 50mm F1.8
CANON 28-105mm F3.5-4.5
COSINA Carl Zeiss Distagon 21mm
CANON 20-35mm F3.5-4.5 +NDフィルター
NIKKOR Ai 35mm F2
PENTAX Takumar 55mm F1.8
COSINA Carl Zeiss Planar 50mm F1.4
CANON 50mm F1.4
NIKKOR Auto 50mm F1.4
反省
出だしは所有するレンズの色調の個性を表現したいと思っていたけど、露出のコントロールができてなく"レンズの個性を引き出す”ところまでは達成できなかったのは残念。それでも自分にとっては屋外でフィルム撮影時の反省の機会となった。
※喫茶店BREAKのお店の看板は良く映っている。。
<こんなアルバム>
音楽を聴きながら書いている。
聴いているのは山下達郎の「IT'S A POPPIN TIME」。
吉田美奈子が好きだ。ファルセットとは歌い手のテクニック、そして受け入れる聴き手、メロディー、歌詞の4つ噛み合わなければならないが、彼女が歌う”時よ”はそれが達成している。
その”時よ”を山下達郎がカバーし、そして自分のアルバムに取り入れている事をここ最近知ったのでCD買って聴いてみた。1978年六本木ピットインでのライブ、バックの演奏もライブホール感も素晴らしい。