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6歳の子供に説明できなければ理解したとは言えない#26「さんすうっておもしろい」

生きていて身の回りに出てくるのは、ほとんど数学ではなく、さんすうだ。なので、まず、さんすうを楽しみ、数字を楽しむ習慣をつけると生きるのも楽しくなるかも。
頭の中で、足しても、かけても同じ数になる数ってあるのかな?と疑問を持ったとしよう。答えなんかどうでもいい。疑問を持った、じゃあ、次なにする。数字遊びで考えてみよう。例えば、1。1足す1は2。1かける1は1。なので、足した場合とかけた場合で違う数になる。じゃあ、10は?10たす10=20,10かける10=100。うわーどんどんチガくなってく。じゃあ、5。5たす5は10。5かける5は25だ。そんな数ないんじゃないの?

疑問を持った、ちょっと考えた、あきらめた。
おーい、あきらめが早すぎ。なんかよくわからない数(まあ、答え)を仮にAとしよう。このAはこんな感じでつかう。なにかわからない数を2倍すると6になった。じゃあ、わからない数はいくつ?わからない数A × 2 (
つまり2倍)=6 なので、Aは3だ!こういうふうにつかう。さっきのやつは、足した数とかけた数が同じ、ということなので、足した数 A + A = 2 A が、かけた数 A×A と同じ⇒ 2A = A×A ということだ。どちら側にもAがついているので、Aが「ふつう」の数だとおかしなことになる。だって、左側は2倍しているのに、右側はA倍している。これが同じになるはずがない。つまりふつうの数でない「0」ならばどうだろう。0を2倍すると0、0かける0は0、なので、同じになるではないか!
じゃあ、答えはそれだけか?よーくみると、左側に2がついている。なので、Aが2のとき、2×2=2×2となり、同じになる!
がっこーだと、X(X-2) = 0 のように「因数分解」できて、X = 0, 2 が答え。と教わるだろうが、そんなの知らないよ。よーくみるとわかる、そこから始めてみては。「考える」とはそういうこと。答えがでればいい、わけではない。

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