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6歳の子供に説明できなければ理解したと言えない

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平易な文章で、例え話を交えながら日常生活に出てくる数学、物理の話を説明
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記事一覧

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない #30「移項するとマイナスをつ…

暗記して覚えたとしてもすぐに忘れる。どう考えて、どういう手順・方法で計算したか?これが重…

ちょっこう
1か月前
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6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない #29「円錐の表面積とか比例関…

受験シーズン。今回は高校入試問題の数学の話題から。一言でいうと、「公式を覚えず、比例関係…

ちょっこう
1か月前
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6歳の子供に説明できなければ理解したとは言えない#28「面積の次元」

まあ、公式を覚えてしまえばいいのかもしれないが、どう計算したのか考え方を10通りぐらい思…

ちょっこう
8か月前
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人にやさしい?!とは

Alice「今日もたくさん答えた、少しはお役に立てたかな。人間にはやさしくしないとね。生成系A…

ちょっこう
10か月前
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近未来ロボット Figure 01へのテスト

OpenAI と提携している Figure 社の ヒューマノイドロボットのデモ(サイトはこちら)。デモの…

ちょっこう
10か月前
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電離層異常検知による地震予知の可能性について(京大梅野先生の研究から)

はじめに最近、京大梅野研が地震に伴う電離層異常のメカニズムについて発表があった(詳細は…

ちょっこう
10か月前
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6歳の子供に説明できなければ理解したとは言えない#26「さんすうっておもしろい」

生きていて身の回りに出てくるのは、ほとんど数学ではなく、さんすうだ。なので、まず、さんすうを楽しみ、数字を楽しむ習慣をつけると生きるのも楽しくなるかも。 頭の中で、足しても、かけても同じ数になる数ってあるのかな?と疑問を持ったとしよう。答えなんかどうでもいい。疑問を持った、じゃあ、次なにする。数字遊びで考えてみよう。例えば、1。1足す1は2。1かける1は1。なので、足した場合とかけた場合で違う数になる。じゃあ、10は?10たす10=20,10かける10=100。うわーどんどん

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#27「和算のすすめ」

ネットをみていたらたしか小学生向けの問題があった。見出し画像のようなかくばった道を一周す…

ちょっこう
11か月前
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偶数と奇数の不思議#9「ウォリスの公式」

偶数の積と奇数の積がきれいに並ぶWallisの公式の紹介。ライプニッツ級数でも円周率がでてきた…

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6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#25「かけ算が先?たし算?」

ここのところ、足し算とか引き算、かけ算を説明してきたので、それらが混じったらどうなるか、…

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#24「小数点のかけ算の応用:時…

あそこまでいくには、0.2時間かかるとか、あと0.5時間で家をでないと、なんて、あまり日常では…

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6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#23「小数点を含むかけ算」

このシリーズで、整数(自然数)しかみてこなかった。なので、かけ算を足し算にすることは簡単…

6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#22「括弧の意味 -(-2)」

引き続き、負の数について説明したい。 今回はカッコがついているというケースを考える。高校…

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6歳の子供に説明できなければ理解したとはいえない#21「負の数(再2)」

高校入試をみたらカッコがついている計算があったので前回に引き続き、虚構世界(マイナスの世界)を使って説明する。 わからなくなったら全部足し算にする、の方針はかわらない。 2-(ー3)を考えてみる。まず、足し算にする。2+ ー(ー3)なんか変な形だがこうなる。マイナス3の前にマイナスがついている。わけがわからない。わからなくなったら、一度、もっと簡単なケースについて考えることが重要だ。じゃあ、1-1ってなんだったかな。これも足し算にする。1+ ー1 と書く。そうだった、マイナス