名探偵コナンは声優に引っ張られてキャラ変更しすぎ(だと思う)
名探偵コナンは声優ネタを入れ込むことが多い。
ネタを入れすぎて沖矢昴と世良真純の正体が名前だけでバレてた、みたいな話もある。
最も有名な声優ネタは安室透と赤井秀一だと思うが、それ以外に少しマイナーな『声優にキャラが影響されている』ものもある。
例えば光彦。
もともと性格悪い嫌なヤツにするつもりだったが、大谷育江さんの声を聞いて性格が変わったという逸話がある。
(ちなみに大谷育江さんはワンピースのチョッパーをただのキャラからマスコット化させた実績もある)
また毛利小五郎も声優の影響を受けたキャラである。
初代声優の神谷明さんがシティーハンターの冴羽獠を担当していたので小五郎の射撃の腕前も上がることになった。
また、同窓会の事件のように『やるときはやる』という性格も冴羽獠から来ているらしい。
(青山先生が「こんなカッコいい声の小五郎がダメ親父で良いわけがない」と思って同窓会の事件を描いたと噂で聞いた)
そんな感じで実はカッコいい小五郎なんだが、最近はどうだろうか!
瑠璃っぺの事件『見えない容疑者』や映画『水平線上の陰謀』以降、全然活躍が見られなくないだろうか!?
やはりこれも声優の影響だと思う。
2代目小五郎の声優である小山力也さんはどちらかというとコミカルな演技に強い印象があり、それがキャラにフィードバックされている説を強く推したい。
(単純にキャラが増えすぎていて、活躍の場がないというのもあると思うが…)
2代目に変わってからの小五郎の活躍を覚えてるだけ挙げてみると、妃英理から電話で事件の相談を受けてアリバイトリックのヒントを与えた『柔よく謎を制す』と妃英理がさらわれた『妃弁護士SOS』の最後の部分だけだと思う。
上記2つの事件もほとんどコナンが謎解いてたし、身内が関わる事件で本領発揮するような"やるときはやる"小五郎はどこに行ってしまったのか…
2025年の映画は長野県警と小五郎がフィーチャーされるっぽいので、ここで挽回してできることを切に願っている。
P.S.
ちなみに、白鳥警部も小五郎のように声優変更によって性格が変わってしまったキャラだと思う。
初代声優の塩沢兼人さんが演じていた時は、イケメンだけどちょっと頼りないというか情けないというかそんなイメージのネタキャラだった。
映画『14番目の標的』のラストで言い放った「蘭さんを離せ!離さないと撃つぞぉ↑」がその真骨頂だと思う。
しかし、2代目声優である井上和彦さんはイケボの印象が強すぎて、それに引っ張られて白鳥警部もただのイケメンになってしまったと思う。
(このパターンはむしろバフか?)