急激な河川増水でハノイの交通に影響、厳重警戒が必要

2024年9月13日 16:00

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台風ヤギの影響で、ハノイ市では紅河の水位が急上昇しています。これにより、河岸地域で洪水が発生し、市内の交通に大きな影響が出ています。

特に注目すべきは、9月10日朝8時30分から実施されたチュンズオン橋の交通規制です。9人乗り以上のバスや0.5トンを超える貨物車両の通行が禁止されました。これは、近隣のフートー省で起きた橋崩落事故を受けての措置です。

北部ベトナムの複数の河川で水位が上昇しており、洪水や鉄砲水、地滑りの危険性が高まっています。ハノイ市内では、チュンズオンド駐車場周辺で水位が上昇し、道路が封鎖されました。当局は危険地域への立ち入りを控えるよう警告しています。

ハノイ市農業農村開発局は、紅河中流の島々に住む住民に対して、避難の準備を呼びかけています。また、ハノイ市交通安全委員会は、市内の橋梁の総点検を指示し、弱い橋は即時に通行を禁止するよう求めています。

9月9日朝には、フートー省のフォンチャウ橋が崩落し、10台の車と2台のバイク、13人が川に落下する事故が発生しました。これを受けて、フートー省ではチュンハ橋とトゥーミー橋の通行も一時的に禁止されています。

今後も台風の影響による交通インフラへの被害が懸念されます。市民の皆様は、最新の情報に注意を払い、安全な行動を心がけてください。

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