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[2024/1/6]ベトナムが東南アジアのバイク王に輝く

こんにちは。ベトナム1186日目のOZAWAです。


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https://youtu.be/s7AX1pbhMa8

ベトナムのバイク利用率の高さ

ジャカルタに本拠を置くSeasiaが発表したデータによると、ベトナム国民の72.8%が交通手段としてバイクに依存しており、ベトナムは東南アジア諸国の中でバイク利用率でトップを走っています。

バイク人気の理由

Seasiaのレポートによると、ベトナムでのバイク人気の理由は、低コスト、柔軟性、エネルギー効率にあると考えられます。車に対する税金が高額で、販売価格と同額の税金がかかることも理由です。

ベトナムと他国の比較

ベトナムの人口の 72.8% がバイクを利用しています。シンガポールではその数が2.4%に激減し、ベトナム人はシンガポール人に比べてバイクの利用率は30倍となっています。

東南アジアのバイク市場

シーシア氏は、ベトナムでオートバイが広く普及しているのは、自動車と比較して、初期購入価格と継続的な維持費の両方の点で手頃な価格であるためだと考えています。

バイクのエネルギー効率

シーシア氏はさらにバイクのエネルギー効率を強調し、自動車に比べて排出量が少ないことが環境目標の達成に重要な役割を果たしていると強調しました。

東南アジアのバイク所有率

ピュー・リサーチ・センターの2015年の報告書によると、ベトナムはバイクを使用する世帯の割合(86%)でタイ(87%)に次いで東南アジアで2位にランクされています。

東南アジアのバイク製造業

Motorcycles Dataの報告によると、東南アジアはバイク製造の世界的なハブであり、2023年最初の9か月の売上高は前年比7%増加し、世界最高となりました。

ベトナムのバイク市場の回復

今年の最初の9か月間はベトナムのバイク販売に影響を与えた経済の低迷にもかかわらず、ここ数か月間、特に2月に予定されているベトナムで最も重要な伝統的な祭りであるテトの祝日に向けて、徐々に回復してきました。

さいごに

最近では車の販売数が減少しているという話を聞いています。車の販売数は減少しているものの、バイクの販売数は増加しているようです。ベトナムは都市圏でも電車はなく、バスもバイクと比較して利便性は高くありません。

タイもバンコクから郊外にでるとほぼ公共交通機関が機能してないこともバイク需要の理由かと思います。ただ、タイとベトナムの人口比は約2,600万人もベトナムの方が多いです。

そう考えると、バイク利用率1%の差は、人口で言えば26万人規模で多いと言えます。背景には上述の通り、公共交通機関や交通状況や交通ルールが影響しているでしょう。

参照

https://tuoitrenews.vn/news/society/20231224/vietnam-crowned-king-of-motorbikes-in-southeast-asia/77435.html

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