ハノイメトロ3号線1日10m進む工事 | 7年遅れで着手残りあと16カ月
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地下鉄ニョン~ハノイ駅のトンネル掘削進展
8月26日午後、ハノイ都市鉄道プロジェクト管理委員会(MRB)は、地下鉄ニョン線~ハノイ駅間の地下トンネル掘削が進んでいると発表しました。
「Thanh Speed」と呼ばれるロボットTBM 1がすでに78メートル以上掘削を完了しており、プロジェクトの進捗が確認されています。
ロボットTBM1の役割と掘削速度
ニョン・ハノイ駅プロジェクトの主任技術者、ヴー・ザ・マン氏は、TBM1トンネルボーリングマシンによる掘削が開始されたと報告しました。
このロボットは1日あたり約10メートルの速度で掘削していますが、地質条件により速度は変動します。
現在、TBM1は地面に100メートル近く掘削しています。
掘削速度への影響要因
掘削速度は、周囲の地質学的特性や地上構造物への影響を最小限に抑えた上で変動します。
エンジニアのヴー・ザ・マン氏によると、1.5メートル掘削した後にはトンネル覆工を設置するために一時停止し、その後作業を再開するというプロセスを繰り返します。
トンネル覆工はすべてハナムの工場で生産されています。
今後の計画と工程
計画では、TBM1が240メートル掘削した後、TBM2と呼ばれる別のマシンが稼働予定です。
9月30日にはTBM2が新たな掘削を開始する予定です。
掘削作業の深さは10メートルから28メートルの範囲で行われ、最深部はヌイチュク交差点の非常口です。
プロジェクトは、約16カ月をかけて全長4キロの地下トンネルを完成させる計画です。
地下鉄ニョン - ハノイ駅プロジェクトの概要
地下鉄ニョン - ハノイ駅は国家プロジェクトの一つと言いながら、完成から7年遅れてやっとボーリングを着手しました。
ベトナムの国家プロジェクトは完成予定の倍の期間が経過してから着手します。
S9 Kim Ma地下鉄駅はこの路線で最初に建設された駅です。
そのせいで周辺の道路は物理的な影響を受けました。
路線全長12.5kmには、高架駅8駅と地下駅4駅が含まれており、本来であればハノイ市内の主要な交通手段としての役割を果たすはずです。
地上での監視システムと並行工事
エンジニアのヴー・ザ・マン氏は、トンネル工事は気象条件の影響を受けないとのことです。
現在、地上では地盤の変位と沈下を定期的に監視するための地盤工学監視システムが設計および設置されています。
また、トンネル建設プロセスと並行して、地下ランプ、地下駅、車庫、車線変更装置などの他の建設項目も計画に従って進行中です。
まとめ
責任者が責任を取らない行政の流れは本来計画されている多数のプロジェクトに影響を与え続けています。
国家プロジェクトは国のトップが責任を取って動かないとベトナムでは無理でしょう。
参照
Robot đào hầm metro Nhổn - ga Hà Nội đã đào được gần 100m
https://vietnamnet.vn/robot-dao-ham-metro-nhon-ga-ha-noi-da-dao-duoc-gan-100m-2315762.html?gidzl=SIgx6Z_ko1H-CxmKE_J15NaojneW-9SVPZph6dNvbXbZR-0T8gwMJ3Cvi4WX_9H7OZ-tGp1tyqKtDE3F70
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