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暑い日は並ばずに美味しいご飯を食べて観光もできる六甲へ。(兵庫県 神戸市)
大阪や神戸の良いお店はどこも大行列。食べたらすぐに出るのがマナー。でも今はもう少しゆっくりと過ごしたい気分。だから、普段降りない駅を探検してみた。
挟むもよし。乗っけるもよし。パンと具材を選べるモーニング。
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モーニング目当てで通っている『CSEW』は阪急六甲駅から徒歩6分に位置する洋服も販売しているカフェで、アパレルブランドHATSKIのメンバーが2022年の4月にオープンした。食材は関西を中心にセレクト。3種類のパンと5種類の具材を自由に組み合わせて完成させるプレートは、マルシェの新鮮な食材を自由に組み合わせているような感覚で、どれを選んでも発見があって楽しい。
CSEW
店内のインテリアも魅力の一つ。大きな窓から入る光が心地よい。
○兵庫県神戸市灘区山田町3丁目2−6 1A
https://www.instagram.com/csew.kobe/
Oficial Website
https://csew.jp/
木漏れ日とせせらぎを聞きに行く
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お腹を満たし、阪急六甲駅の目と鼻の先にある厄祓いが有名な『六甲八幡神社』。他にも家内安全や商売繁盛のご利益があるという。住宅街にも関わらず、広い境内とたくさんの木々のおかげで静かな時間がある。スーッと一直線に伸びる参道は見ていて気持ち良い。こんな景色がベランダから見えたら、仕事も捗りそうだ。
六甲八幡神社
駅から近いので観光しやすい。敷地は広々としていて、混雑していないので近所に住んでいれば間違いなく散歩スポットになる。
○兵庫県神戸市灘区八幡町3丁目6−5
https://www.instagram.com/rokkoyahata_jinja/
"町"の古本屋で宝さがし
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外の本棚に又吉直樹の"火花"があったので、読みやすい小説もあるかも知れないと思い訪れた『口笛文庫』。店内の本は卸し業者からではなく、地元の人が持ってきてくれる本が多いという。だから絵本、文庫、アカデミックな本までジャンルが広いのかと納得。実際に、30分ほどの滞在で2組もの地元の人がダンボールや大袋に本を詰めて持ってきていた。映画の1シーンかのように膝上は超える高さまでズンっと本が積んであって、本を探すのが楽しい。棚の隅の方にあった野口里佳さんの『光』が見つかってホクホク。
口笛文庫
『口笛文庫』の由来は、気軽に来やすい古本屋にしたいという想いで名付けられたのだとか。店内も大きな窓があるので明るく、入り口の窓を覗いても店主と目の合わない間取りなので入りやすい。
○兵庫県神戸市灘区八幡町1丁目3−6
Oficial Website
https://www.kuchibuebunko.com/
コーヒーとお茶。今日はどっちを飲みに行こうか
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お店に入って挨拶してくださるスタッフさんの雰囲気をひと目見た瞬間に、「ここ好きかも」と思うお店がたまにあり、最近そう思ったのが『朔(さく)コーヒー』。焙煎担当の店主とお菓子担当の二人で営業されていて、雰囲気がとにかく優しく温かい。それはお店全体の空気でもあり、インスタの投稿では主語が”わたしたち”となっているし、店内はゆっくり過ごせるようにあえて席数を絞っているのだとか。ホッとするコーヒーと季節のパフェがぎゅっとアイスになったようなカッサータは味わっておきたい。さらに居心地の良さがブーストされる。
朔(さく)コーヒー
「朔(さく)」は「新月」のことで、はじまりを意味する。お店とお客さんがここから始められるように、と願いが込められている。店主がセレクトした北欧家具でのんびりとできる店内。
○兵庫県神戸市灘区宮山町2丁目5−3
https://www.instagram.com/saku_coffee_rokko/
Online Strore
https://saku-coffee-rokko.stores.jp/
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店名にもあるお八つは、江戸時代の今の午後2時から4時にあたる八刻(やつどき)に食べていた食べ物が語源らしい。それに加え、当時は1番細かい時間の単位は15分刻みだったよう。そんなざっくりとした時間感覚のように、厳密に時間を気にせず過ごせるのが「お八つとお茶 いろは」。濃い茶色の家具を貴重にした落ち着いた昭和な空間で、時期によって変わる季節や和の食材を使ったおやつをいただく。煎じるごとに味に変化が出る煎茶をお共にするので、時間を忘れてしまう。
お八つとお茶 いろは
カフェのオープンを決めてから専門学校に通い、お菓子作りを学んだという。他店ではできないオリジナリティのあるお八つはフレンチ料理のような初めての体験ができる。
○兵庫県神戸市灘区八幡町4丁目2−25 MANOIR de LIERRE
https://www.instagram.com/iroha_yuri/