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文鳥のぬくもりから

先日、いつものように「今日も今日とて…」と作業風景を写真に撮ってツイート。
数分後、リプが飛んできました。
「明日か明後日、ことりカフェに在廊されてますか?」

只今、私はことりカフェ上野本店で開催中の
「お江戸文鳥博2022」に参加しています。
(2022/9/23-10/19まで)

お江戸文鳥博2022

初日は待ち行列ができるほどの大盛況で、ありがたいことに開催数日で納品した作品が次々とお迎えされてゆき、慌てた参加作家みんなで追加納品をしなければ!とうれしい悲鳴をあげていました。
私も、急遽スペース的に幅を取るので出さなかった「どでか文鳥のOMOMI」や大人気の「文鳥のOMOMI」のぬいぐるみを、開催中2度目の三連休に間に合うように急いで制作し、数日前に納めたところでした。
次は、20日から開催の文鳥まつり用の制作を急がなければ!と自分にハッパをかける意味で、「今日も今日とて〜」とか「今夜も今夜とて〜」と作業進捗をツイート。
それにコメントがついたのです。

「明日か明後日?」
誰からかしら?と思いながら、送り主を確認。
それが、なんと、漫画家の新井英樹先生だったのです。
「い、行きます!!」
即座に私は返答し、ことりカフェで待ち合わせさせていただく事になりました。


なんでこんなことになったのか・・・(笑)
きっと私のTwitterやInstagramを見てくださった方々の頭に沢山のはてなマークが浮かんだのでは?
そう思って、このブログを書く事にしました。

今年3月放送の、NHK「漫勉neo」という番組に新井先生がご出演なさっていました。
そこで飼っている桜文鳥が映り、我々文鳥好きがにわかに騒ついていたのです。
「新井先生が文鳥を飼っている!?」「あの作風とのギャップよ!(失礼)」ザワザワ…
例の如く私も観ながらTwitterで騒いでおりました。
そこに「新井先生、文鳥のOMOMIをお持ちのようですよ…」と文鳥作家仲間がこっそりとDMで教えてくれたのです。
な、なんだってーー!!
まさに仰天。
嘘でしょ?どうやって?とドキドキしながら、新井先生のTwitterを遡ってゆくと、先生の愛鳥「みょん」ちゃんが文鳥のOMOMIぬいぐるみに乗っかってる写真などが出てきたのです。
そこに勇気を出してお礼のコメントを送ったところ、みょんちゃんの写真までつけてご返答していただいたりしたのがきっかけとなります。

それから、先生がこんなのがあったらいいなあ〜
という案を嬉しくなっちゃった私が試作。

するとすごく喜んでくださったので、その後、この試作品を経て「これでよし!」と思える完成品(ぬくもり文鳥のOMOMIと命名)が出来たので、どうにか先生にお渡ししたいなあ。でもどうやって?編集部に送るとか?
と、ぼんやり考えて過ごしていました。

個展で展示させてもらって体験してくれた人を涙ぐませたり、直販の時などに持って行って興味を持ってくださった人に「手を出しなさい」と話し掛けて握らせてみたりして、文鳥を一度は握ったことがある人の心を鷲掴みにしたりしていました。

そこに、なんと先生の方からご連絡してくださり、とうとうお渡しすることができた!というのがことの経緯となります。

お会いして御礼などを伝えてお渡しすると、すごく喜んでくださり、なんとサイン付きの原画をいただいてしまいました!

いただいた原画


帰り道に即フレームを買って飾り、文鳥たちに自慢しました。
我が家の家宝だよ・・・
こんにゃくが一番興味津々で、じっと輝一と文鳥を見つめていました。(多分何にも分かっていませんが…)

私に自慢されているカブ
一番興味津々に見ていたこんにゃく

文鳥談義に花が咲き、なんと先代文鳥をお迎えしたお店が同じだったのでは?など、大変話が盛り上がり楽しい時間を過ごさせていただきました。
わざわざ、お忙しい中締め切りなどの合間をぬって来ていただき本当にありがとうございます。

ぬくもり文鳥のOMOMIと記念写真
(教えてくれたgyakuさんのFUGO Tシャツ着て行きました)
めちゃくちゃ笑顔で文鳥カレーを召し上がってくださった。

文鳥のぬくもりで繋がるご縁、すごい。
結局のところ、何がすごいって、文鳥が凄いんだ。文鳥はいいぞー!

とはいえ、
そもそも、文鳥のOMOMIがつながった縁は、いつも応援してくださってコメントしてくれたり作品を宣伝してくださったりしていただいているからだなあと心の底から思います。
いつも支えてくださりありがとうございます。
こんな形ですが御礼申し上げます!おかげでこんなに嬉しいご縁が出来ました。

ぬくもり文鳥のOMOMI、とても好評なのでどうにか今後販売していきたいなあと思っています。
ますます頑張らなくてはなりませんね!
頑張るぞー٩( 'ω' )و

完成したぬくもり文鳥OMOMI
お腹に小さいホッカイロを入れるポケットがあります

新井英樹先生の新連載
「SPUNK!-スパンク!-」


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