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OMOMI

ある眠れない夜に思いつき、コンセプト文を先に書き始めました。

普段は割と、ぼんやりした思いつきで作り始め出来上がった後でコンセプトなどを考える事が多いのだけど。

書いたら、さらにどうしても作りたくなり、まだ試作、実験段階だけど、、、
間に合えば少量ですが、掛川でやる「ことり万博」に持ってこうと思います。

Toricco OMOMI

あのこを失くしたあなたへ

あなたが、あのこを想って毎日涙にくれていても、人間は愚かなのでやがて全てを曖昧にし、忘れゆきます

あのこの手触り、暖かさ、息遣い、鳴き声、におい…

それに気付いたとき、絶望で真っ暗になった夜を過ごし、どうしようもない悲しみにくれているでしょう

けれど、あのこを失くした事を受け入れてるあなた

そんなあなたに、このOMOMI を手に乗せてみて欲しい

あのこの重みだけは忘れないでいたい

OMOMIを手に乗せた時、「ああそうだった。あのこはこのくらいの大きさ。このくらいの儚さだったな。忘れてない…」
心が少しでも軽くなるように

あのこを握ったことがないあなたへ

手に乗せてみてください
あなたの憧れのあのこはこんなに儚く、軽い

文鳥は性格にもよるけど、慣れると手に握られたくて、私たちの手の中へ潜り込んでくれます

ぐいとだったり、そろっとだったり…
広げた手のひらに入り、そっと指を添えると、まるで自分の寝床のように扱って、馴染むように体を変形させるのです

このOMOMIが、あのこの重み

これは、本物のあのこではありません

重みと握った時の大きさが大体似ているだけ
手触りも違うし、なによりボンヤリした見た目も違います

なぜなら、これを作ったわたしの観念のカタチだから

あなたのあのこは、あのこだけ

あのこの完璧な体重はご用意できません
23〜30グラムを用意します

あのこに近い子を手にしてみてください
例えば、元気だった頃の少し重めを選んで、ちょっとあの子食べ過ぎちゃって、ダイエット頑張ったっけな…など楽しかった頃を思い出せるように


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