感情脳の鍛え方
今回はHSPの方にも効果がある内容となっております。
HSPも発達障害の一種ってホント?
まずは、自分のことがわかっているのか、わかっていないのかチェック。
率先して人を誘わないけど、誘われたら断れない
めんどくさがり屋で特にやりたいこともない
その場では平気だったのに、後で怒りが湧くことがある
人の集まりでは、人目が気になって落ち
いつもなんとなく自信がなく、未知のことは怖く感じる
ゲームやスマホなど、特典の作業に没頭
どうしたい?と意見を聞かれるとフリーズする
普段忙しくて、自分のことを構っている余裕がない
将来のことを考えると、不安でたまらない
他人に強く言われるとそれでいいよと言ってしまう
チェックが1つでもある方は要注意。結構厳しい診断。
自分の気持ちが生成されにくいと、楽しいと思えることが少なかったり、気が進まないことをなんとなく受け入れていたり、自分の人生なのに自分がコントロールできていない部分が多くなる。
いろんなことがうまくいかない。根底に、脳の状態のせいで自分がどうしたいのかわからない→ 考えがまとまらない→気持ちに一致した行動が起こせないと言う現象がある。
弁護士、介護士、主婦の方など立場上自分がどうしたいかではなく、人がどうしたいかを考えている時間が圧倒的に長いので、自分に関心を持つ暇がないのかもしれない。
感情形の脳番地を鍛えることで、自分の気持ちがわかるようになる。
第1章4人に1人は自分の気持ちがわからない
自分がどうしたいのかわからないから、適切な行動に結びつかない。
自分はなんとなく生きてきたのではなく、生きづらさを日々感じていたと気がつく人が多い。
人間関係では、自分の気持ちを自覚する力が弱いほど息苦しさを感じやすい。
理不尽なことがあったときに、すぐ抗議したり、相手と話し合おうとするのは自分の気持ちをよく認識できている人である。
身体反応と自分の気持ちは別物
自分の気持ちを認識しにくい人の代表的な症状は、他人にすごく影響される、周りの環境に動かされること。
自分はこうしたいと言う気持ちがはっきりしている人は、周りの雑音何か気にせずに、自分のことに集中しやすい。
自分の気持ちを認識しにくい人は、周りのことや人に嫌でも関心が向く。
嫌な影響無防備に受け入れてしまい、角に周りの人の都合で振り回されるとか、周りで起こることにイライラする。
仕事や人間関係でストレスを抱えやすい人は、脳番地の中で特に感情系が低下している。
扁桃体が興奮しやすい人は、ちょっとした刺激でもすぐに不安を感じる。
心拍や呼吸が速くなり、血圧が上昇したりと自律神経による反応が起こる。
気持ちと身体反応は相互に関係しあって、感情を見出している。
感情形と他の脳番地が関わり合って生成していく。
現実に起こっていることを、どう受け止めるのか、次に何をしたいか、自分は何に興味があるのかといった気持ちが脳で明確になる。
自分の気持ちが生まれる仕組みは感情の言語化
右脳の感情系→他者の気持ちを察する
左脳の感情系→ →気持ちを生み出す
自己感情が言語化されると、自分の気持ちが自覚できるので、自己感情の認識が高まる。
頭の中で言語化が済んでいない気持ちは、発言したり、文章にしたり行動に移したりはできない。
いろんな経験をすることで感情脳は発達する
映画を見て紅葉したり、ただその付き合いで喜んだり悲しんだりと言ったように、外部からの刺激を受けて成長していく。
他の部分に比べて格段に多くのインプットを必要とする。
感情系は、脳の中でも、もともと発達しづらい場所である。
人から学ぶことが最初のステップになる
人が発する表現をたくさんストックしておくと、自分の気持ちや自分が伝えたいこととぴったり合うものが見つかりやすくなる。
子供の頃にリーダーシップをとっている子は、周りの子供たちに比べて自分の気持ちを言語化する能力が高い。
自分はどうしたいのかと言うことを、考えざるを得ないような厳しい環境に置かれている人ほど鍛えられていく。
嫌な気持ちは抑圧してしまうこともある。
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