美しい月はいつまでも…永遠に

普通の日常を送りすぎてそろそろ刺激が何か欲しいなと思っていた頃

友達1:お前さ乃木坂って知ってる？

〇〇:いや全然知らない、名前は聞いたことあるけど…ってぐらい

友達1:少しだけでも調べてみてくれよ、どのメンバーもめちゃくちゃ可愛いから

〇〇:分かったよ（笑）家に帰ってからな

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家に帰って早速、友達1から勧められた乃木坂の事を調べて見る〇〇

そしてある1人のメンバーに目を奪われた

〇〇:え…めっちゃ可愛い……

〇〇:名前はなんて言うんだ？…え〜と

〇〇:【山下美月】って言うのか

この瞬間こそ〇〇が、山下美月と言う存在と出会った瞬間だった

友達1:乃木坂の事調べたか？

〇〇:ちゃんと調べたよ笑

友達1:気になるメンバーとかいたか？

〇〇:まあ一応…

友達1:おっ！マジか！どのメンバーだ？

〇〇:山下美月さん、一目見てめちゃくちゃ可愛いなと思って

友達:山も確かにめちゃくちゃ可愛いよな〜

〇〇:友達1は推しとかいるのか？

友達1:俺は賀喜遥香ちゃん推しだ最初のきっかけは〇〇と同じで、一目惚れだったな笑

〇〇:俺アイドルどころか歌手を好きになった事自体今まで無いからさ、これから色々教えてくれないか？

友達1:おう、そりゃ勿論よ

そこから〇〇は友達1からのMVや乃木坂工事中、乃木坂配信中、ラジオやのぎおび等を見たり聴いたりしてこのグループの事やメンバーの事を知っていった。

そして少し時が過ぎて2024年2月17日

〇〇はミーグリやライブにも何回も足を運んだ事で、山下本人にも認知される程の立派な乃木坂オタクとなり友達1と12thバスラを楽しみにしていた頃だった

山下美月 卒業のお知らせ

突然訪れた卒業発表、勿論ネットニュースにもなり瞬く間に世間に拡散されていっていた

友達1:〇〇大丈夫か…？

〇〇:少しは寂しい気持ちもあるけど、山下さんが決断した事だし、山下さんを推している者としてその決断を尊重するし、卒業してからも応援し続けようって思ってるよ

〇〇:今日卒業する訳では無いし、残された乃木坂として山下さんが活動する期間をしっかりとこの目に焼き付けないとな。それがファンとしての使命だ

そして迎えた卒業コンサートの日

〇〇:卒業発表あってからここまで…長かった様な短かったような…そんな感じだな

〇〇:もうすぐ始まる…なんか緊張してきたけど、楽しまないと損だよな…よしっ！卒コンでもライブを楽しむぞっ！

そんなこんなで始まった卒業コンサートだったが、どんな楽しいものにも美しいものにも訪れてしまう終わりを迎えた

会場を出た〇〇は涙が溢れ出ていた、会場内では泣かないようにする事が出来ていたが、外に出た瞬間にはもうせき止める力は失っていた

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数カ月後

〇〇が気分転換に見知らぬ少し田舎の道を歩いていた時だった

？？:あっもしかして〇〇？