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10円玉3枚目:SPY×FAMILY1巻感想

SPY×FAMILY


アニメも1話だけ観ていて、身内のグループ内でもちょっと話題に上がったことも有名作品で、いつか漫画も読みたいと思っていました。でもSPY×FAMILYって需要のある本だったこともあって中々値崩れなくて自然と出逢う縁がありませんでした。

ですが、そんなSPY×FAMILYがとうとう10円で手に入ったので今回の感想を綴っていきたいと思います。全巻読んだ俯瞰的な感想ではないため実際の評価と全く異なることもありますが、どうか容赦ください。例えるなら超人気キラータイトルであるドラゴンボールを1巻だけ読んで★評価を付けているものです。いや、そりゃフリーザ編やセル編どころかサイヤ人設定や戦闘力のおかしさまで抜けてるのですから、正当な評価なんてできるわけないだろうと。そんなお話。


おすすめ度 ★★★☆

読みやすさ ★★★☆

絵の綺麗さ ★★★☆

設定の面白さ ★★★☆

オリジナリティ ★★★☆

続き読みたい度 ★★★☆


(作者:遠藤達哉、レーベル:ジャンプコミックス、発行:集英社、480円+税、2019年7月9日初版発行)


登場キャラクター皆が全て訳あり要素を持っている変わり種の人物で、任務遂行のため疑似家族を作ることになる。それぞれのキャラクターの性格や特徴が持ち味で、クールで不愛想だかどこか内に秘めた愛情を持っている職業スパイの黄昏、孤児で相手の考えていることが分かる超能力者の子供のアーニャ、世間知らずの暗殺者のヨルといった超個性溢れる色物(失礼)が目玉である。特に人の考えていることが読めてしまうアーニャの設定は、アーニャが子供という設定と、疑似両親の2人とのズレを引き起こし、単純にアイディア次第でいくらでも面白い展開になりそうな予感を期待させてくれるところが一番面白そうなだなと思いました。複雑な職業ながらも抱えたものや垣間見えるものから少年漫画らしい愛の深さ(綺麗さ)が描かれていますし、いい漫画なんだなぁとは何気表現からも伝わってきます。

良い意味での設定と悪い意味での設定がどのように読者に伝わるかで面白い面白くないの評価は二分されるように思いますが、SPY×FAMILYがつまらないといった評判は少なくとも私は聞いたことがないので、多くの人に受け入れられやすい作品なのかなと思って読んでいます。

またアニメはほんの少ししか観ていないのですが、アーニャ演じる種埼敦美さんがお声や表現やお芝居がものすごくキラーコンテンツでもあるので、興味のある方はぜひぜひアニメ版もチェックしてみてください。


ちち、このれびゅーへた。


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