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残したい北海道弁
肩のリハビリの際、丁寧にマッサージしてもらってとても心地よくなっていたら、セラピストさんに、
「辛くはないですか?」と言われて
とっさにこの言葉が出てきたのです。
「大丈夫です。なんだかありがたあくなってきました。」
普段はあまり北海道弁を使うこともありませんが、この言葉じゃないと言い表せない!という言葉が北海道弁にはいくつかあります。
それがなくなるのはもったいない!と積極的に使って残していきたいと思うほどです🤗
ありがたくなる
心地よくて眠たくなってくる。というような意味でしょうか。この心地よい。というところがポイントで、ふわふわとした安心感に包まれている感じを言います。
陽だまりのベンチで…、
お腹いっぱいのご馳走様のあと…。
優しくて温かな手のマッサージ…。
なんだか、ありがたくなってきた。
幸福感が言葉になって溢れるということです。
他に置き換えることのできない言葉です。
あずましい
こちらも、ゆったりと落ち着いている感覚を言います。「ありがたい」は、自分の感覚を表しますが、「あずましい」は、居心地や空間など、対象があって使う言葉です。
落ち着く場所。とてもしっくりくる。
この席、あずましいわあ。
というような感覚で、これもあずましいに置き換えられる言葉は他にありません。
はんかくさい
あほらしいとか、ばかげている。という意味ですが、わたしが使う時の意味合いは、愛すべきおっちょこさん♪といったところかしら?
子どもに対して使っても、なんとなくそこに愛が含まれているように思えます。
あんたはもう、ほんとはんかくさいね。
てへ♪
で済むような流れになります。
多彩な言葉
日本語には、繊細なニュアンスを表現する言葉がたくさんあり、今の気持ちにぴったりと合う言葉が見つかるととても嬉しくなります。
上に挙げたのは3つの北海道弁ですが、まだまだ、
いずい けっぱる しばれる など様々にあります。
この言葉だからこそしっくりくる。という、北海道民が使う北海道弁。大事にしたいものです。
あー、ありがたくなってきた〜💤