好きな曲ほど聴けなくなること。
普段私は音に包まれて生きている。
通勤で聴く音楽とか、一人になりたくて行くカフェのBGMや人々の話し声、家族の誰かが見てるTVの音だって、全部私を包む音だ。
私は何もできないとき、ぐったりしたときは、ゲーム実況を見ている。というか垂れ流している。
そのゲーム実況者はとても口が悪いし、たくさん嘘もつく。
けど、その歯切れのよさや、どこか飛び抜けてる姿はやみつきになる。
私は何もできないとき、ぐったりしたときに、音楽を聴いたりもする。
その時は、いつも同じアーティストの曲を聞いている訳じゃない。いつも同じ曲を聞いている訳じゃない。
なんかわからないけど、聴ける曲と、聴けない曲とがある。
私はゲーム実況好きで聞いてると思ってたけど、もしかしたら、惰性で聞いてるのかなと思った。
いくら好きな曲でも、コンディションによっては聴けない日があるのに対して、ゲーム実況は割りといつでも聞ける。
もしかしたら、聞いてないのかもしれない。
というか、音楽を"聴く"て書いているのに対して、ゲーム実況は"聞く"と書いている。ここからもう意識の差は明確だった。
好きな音楽は、耳と心で(あとの十と横になった目は分からない)きいてるから、ゲーム実況とは別物なのかもしれない。
そして、あのゲーム実況を心で聴いたら、ズタボロになってしまうのかもしれない。これからも、垂れ流して聞こう。(なんせパワーはあるのだ。)
そんなことを思った、帰りの電車。
以上。