尾瀬のミニ観察~第31回(最終回)~
前回は、「アオヤギソウ」を紹介しましたが、最終回の今回は「ヤマトリカブト」についてご紹介します。
(31)「ヤマトリカブト」
漢字で書くと「山鳥兜」となり、鳥兜とは舞をするときにかぶる鳳凰の頭部を模したかぶり物だ。
外から見える5枚の萼片は青紫色で、写真では兜型の萼片を縦に切り、内部を示した。そこにはカタカナのイの字形(ちょっと無理かな)の蜜腺が2つ納まっていた。後ろの紺色の部分に蜜があり、マルハナバチが吸いに来るのだが人には有毒で、試しになめた勇者は1日ほど唇が腫れていたと言っていた。
最終までご覧いただきありがとうございました!