尾瀬のミニ観察~第3回~
前回は、「キンコウカ」を紹介しましたが、今回は「エゾリンドウ」についてご紹介します。
(3)「エゾリンドウ」
花は閉じていることが多く、昆虫が来るのか心配になるが、それには理由がある。
山の天候は変わりやすく、うっかり咲いていると、にわか雨が花に入り、花粉を水浸しにして生殖能力を奪われてしまう。花はそれを防ぐためちょっと曇ると閉じるが、頭のいいマルハナバチに受粉を任せているので安心だ。マルハナバチは花びらをこじ開けて入り、蜜を吸う。
そして「こんにちは」と出てきたときパチリ。
チャンスを狙おう!!
次回は、「リュウキンカ」についてご紹介します!