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国産山岳テント・スペック比較

昨今の山岳テント事情は登山スタイルの変化と共に海外ブランドやULの非自立式シェルター、はたまた中華ブランドの格安テントなど選択肢は多岐に渡ります。

ひと昔前までテント場はアライテントかモンベルの二択、たまに学生がプロモンテやエスパースを使っているといった感じでしたが最近は逆に国産テントを見かける事も少なくなってきた印象です。

近頃軽やかな装備でスタイリッシュな登山者が増える中、没個性で見た目もあまり良くない国産山岳テントが選ばれない理由も良く分かりますが、高山では未だダブルウォールの自立式テントが安心です。また使うほど破損箇所も多くなる山岳テントは国産のしっかりしたアフターサービスは必要不可欠だと感じます。

ただ何が良いか選ぶにしてもネット上にはあらゆる情報が交錯していまいち整理しきれません。実際お店に行って店員さんと自分のやりたい事を話しながら決めるのが一番良いと思いますが、参考になればと思い一覧表にしてみました。

ラインナップを選定するにあたり以下のポイントを押さえて選びました。
①国産山岳テントである
②1人用且つ重量2000g以下の物
③ダブルウォールで自立式
④キャンプメーカーではなく登山メーカーの物
⑤現行モデルのみ(廃番品は除く)

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価格や重量で一番優れている物は赤字にしてみました。

こうやって見比べてみるとホントにどれも似たり寄ったりですが細かな仕様の違いで好みが分かれてくると思います。

また重量的な部分で海外ブランドやUL製品に見劣りしてしまう部分もあるかもしれませんが、私が使用しているのはエスパースの旧型ソロテントで総重量1800gあります。それでもパッキング次第で30Lザックにテント泊装備一式詰め込んで2泊3日ぐらいは問題なく可能です。

切り詰める事なく軽量コンパクト化が出来ればテント場でも快適に過ごせます。またコンパクトに詰め込む事で荷物を揺さぶられる事なく安定して歩き続けるが出来ます。
そうしたパッキング方法はまたそのうちご紹介したいと思います。

それでは良い山の日を

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