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【1分で読める7つの習慣】ゴール設定

我が家の子供たち、それぞれ勉強に対するスタンスが違います。

息子②は比較的自分から勉強に向かうタイプ。
それに対し息子③は言われてもなかなか向き合えないタイプ。
同じDNA、同じ環境、同じものを食べて大きくなったのに、なぜにこんなに違うんだろう・・?

観察してみると、2人の大きな違いは終わり(目的)が明確であるかどうか、なのかなと。


第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」

第2の習慣は、パーソナルリーダーシップの原則とも言われ、自らの終わり(書籍では自分の葬儀を思い浮かべ、親しい人たちからどんな弔辞を読まれたいか?という話が出てきます)を思い描き、そこに向かって日々の行動を選択する、という習慣です。


そこから転じて、「自分は〇〇という目的・目標があるから、そのために今これをしなければならない」という目の前の選択の基準となる習慣なのです。


そう考えると、息子②には「なりたい職業があり、そのために行きたい高校がある」という明確な目的と目標があり、そのためには今めんどうでも勉強をする、という選択があるわけで、息子③にはまだ明確な目的がない、という状態でもあるわけです。


さて、これを組織に当てはめて考えてみましょう。

自らが目指すキャリアが明確であれば、たとえ少々気が進まない案件であっても、今はこれをやっておいた方が良い、と考えることができます。

また、業務の目的が明確であれば、そこに到るプロセスにも納得性があり、好き嫌いではなく行動に移し、人によっては効果的効率的な手順を考えることができるかもしれません。

が、目的が明確でない状態で作業だけ指示すると、作業そのものが目的となってしまい、効果性やイノベーションは生まれないでしょう。

「お前は言われたことだけきちんとやればいいんだ!」という上司のチームからは、言われた通りの結果は生まれても、それ以上のものが生まれることは決してありません。

上司は業務の目的をしっかりと部下に理解させてから。
部下は業務の目的をしっかりと上司に確認してから。

この目的の理解・確認をしておくだけで、部下の取り組み姿勢は違ってくるはずです。

もちろん取り組み姿勢には他の要素もたくさんあり、目的と目標もそれぞれ定義があるのですが、それはまたの機会に。

組織ってのは難しいものです。



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