小判穴持ち手(折り込み手抜き)の紙袋
昨年のこの時期、コロナはすでに世界中に広まっていたのですが、当時は国内の状況より中国の春節明けの工場稼働を心配したり、「こんな状況になって、夏のオリンピックなんて大丈夫なんやろか?」などと、まだまだある意味気楽に考えていた(と)です。いやはや。
さて、先日は不織布のちょっと変わった保冷バッグをご紹介させて頂きましたが、今回は不織布バッグと並び、弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所の製作物でも人気の製品である紙袋の話です。
手提げ紙袋を作る際に印刷以外で色々と悩むところと言えば、「持ち手」の選択になるかと思います。このサイトでも「手提げ紙袋の持ち手」については独立したページを作っていて、サイト内の順位でも常にトップレベルの人数に訪問して頂いているので、皆さまどんな種類があって、紙袋に取り付けるとどんな感じになるのか、色々とご興味があると思われます。
弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所へのお問い合わせやお見積もりのご依頼の際も、お客さまそれぞれがトータルのイメージと、もちろん価格も考えての上で、それぞれに合った持ち手をご希望いただくことがほとんどです。
そんな中、意外と他に比べて選択される方の少ない持ち手に、今回ご紹介の「小判穴持ち手(折り込み手抜き)」があります。
ご覧の通り、紙袋の口部分の折り返し(口折といいます)に小判穴を開けた持ち手です。で説明は終わってしまうのですが、この持ち手の他に比べて便利なポイントは、何と言っても他と比べて持ち手そのものが邪魔にならない点です。
一般的な製袋で手提げの紙袋を作る場合、ほとんどの持ち手は口折部分に穴を開けて、そこにそれぞれの種類の紐を通し、内側で結ぶことになりますが、これが作った手提げ紙袋を保管する際に意外とかさばってしまうものなのです。
これはハッピータックやOFJ持ち手、紙平紐以外のフレキソ印刷の紙袋の持ち手でも同様で、実際に使用するお客さまにはあまり気にならない事なのでしょうが、製作した紙袋を保管する側にとっては、ほんの少しですが(特に大量に製作した場合)気になってしまうのではないでしょうか?
他の一般的な製袋の紙袋と同様、口折部分には特に指定しない限りボール紙の芯が入っていますので、強度的にも他の持ち手と変わりません。
本体の印刷に合わせて紐の色をコーディネートする楽しみは残念ながらありませんが、実は形やサイズを選ぶことは可能(弊社では基本的に下の7種類から)ですし、価格も比較的安価な部類に入ります。
短所はといえば、一般的な持ち手が500枚から製作可能なのに比べ、基本的には最小ロットが3,000枚〜となってしまう事です(が、サイズによっては1,000枚から製作可能です)。
イベントや展示会等で使う他と違った小判穴持ち手(折り込み手抜き)の紙袋を製作したいという方は、ぜひ「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお問い合わせや見積もり依頼をお願いします。もちろん他の持ち手の紙袋や、不織布バッグ、ポリ袋その他の製品についてもお気軽にどうぞ。
おまけ
撮り貯めていた倉庫から出てきた画像。翌年第三回も無事開催されたようですが、第四回はいつになる事やら。こんなイベントで皆が笑える日々がとっとと帰ってきてほしいものですね。