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手軽なバッグ生地の選択肢が増えました

弊社「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所では、国内と国外の工場で、紙や不織布、ポリエチレンなど様々な生地素材を使ったバッグなどの製品を製作し、お客様にお届けしています。その際ネックになるポイントとして大きな比重を占めるのが、それぞれの製品の最小ロットです。

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大量生産することがそもそもの目的であるポリ袋やフレキソ印刷の紙袋は、どうしても最小ロットが数千〜万の単位になり、それ以下の数量を希望する場合でも結局は最小ロットとほとんど同額の金額になります(つまり単価がその分上がる)。
国内製作の小ロット用手提げ紙袋でも、元になる紙は250枚や125枚などの単位で購入しないと割高になったり、そもそもバラ売り不可のものもあったりしますし、現在中国で製作している不織布バッグでも最小ロット500枚からでないと提携中国工場が引き受けてくれません。
ただ、出始めの珍しい頃は大ロットでしか製作できなかった素材でも、次第に一般的になってくると小ロット製作が可能になってくるもので、例えば「タイベック生地」なども、数年前までは例えば5,000枚〜だったものが段階的に最小ロットが減り、今では500枚から製作を引き受けてくれる中国工場も複数出てきています。

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そして今回小ロット製作が可能になったのが「割布」です。
割布とは薄くて細いテープを平織りにした素材で、有名なところでは、ビニールシートや「某北欧家具店の青色バッグに使われている生地」といえば読者の皆さまも脳裏に浮かぶことかと思います。

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この素材も、ほんの数年前には最小ロット3万枚と言われたこともありましたが、最近では500枚からでも製作が可能になりました。

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生地が粗いので、精密に印刷したいときには、この画像のようにPPフィルムに印刷して表面に貼ることをお勧めしますが、ここはぜひ生地の粗さを活かしたラフな印刷で味を出したいところ。
興味を持たれた方は、ぜひお気軽に「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所までお問い合わせ下さい。

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今はコロナのせいでリサイクルが滞っていることもあって、先日問い合わせた際には最小ロット5万枚と回答された「再生PET不織布生地」なども、コロナが収まってリサイクルまで流通が回るようになれば、次第に安価になって少ない数量で製作可能になるかもしれません。弊社提携中国工場の最小ロット500枚でのご利用をお考えの方は、もうしばらくお待ち下さい。

おまけ

緊急事態宣言真っ只中の大阪では、今夜も大阪城が真っ赤に染まっています。

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すみません嘘です。コロナ下の現在ですが、大阪城は特に赤くはなっていません。この画像はかれこれ十年前、大阪に別の危機が迫った時の写真です。いやはやネタが古いなぁ。

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