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紙袋の持ち手に新しい種類が増えました

梅雨も明け、酷暑の日々が続きます。弊社でも日差しよけに植え込みに植えたゴーヤーばかりが元気に勢力を拡大しつつある昨今ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

私(と)は、弊社提携中国工場の納期が2ヶ月ということで、10月の消費税増税の前に納品を希望されるお客様から一斉にご連絡いただき、お盆前進行と相まって、「てんやわんや」を絵に描いたような日々が続いております。

さて、話は本題に戻って、弊社「fukuroyasan.jp」サイトにも載せています通り、紙袋の持ち手には色々な種類がありますが、その中でも根強い人気がある持ち手の一つに「布平紐のターントップ」というものがあります。

これは画像のように紙袋上部の折口にスリットを開け、そこから持ち手の平紐を出す手法なのですが、製造に手間が掛かることもあって、弊社では基本的に提携中国工場での製造となります。そのため、納品まで約2ヶ月を必要としますし、ある程度のロットも必要な上、他の種類の持ち手より単価も上がってしまいます。

従来の穴を開けて紐を結ぶ方法だと、平紐でも国内製造なので、短納期であるだけでなく小ロットでも製造できるのですが、結び目が袋の内側にできるなどの理由から、やはりどうしてもターントップの持ち手が欲しい、という方も少なからずいらっしゃいます。

今回、その問題の一部解決となる新製品が開発されました。それがこのOFJ(自動手付け)紙袋の布平紐タイプです。

紙袋の紹介ページにもある通り、OFJタイプは製袋を全自動で行うため、一枚の単価が比較的安くなります。またフレキソ印刷タイプとは違って、製袋の工程以外は一般の紙袋と同じですので、印刷も通常のオフセット印刷な上、口部分の折り返しで強度も増します。

これまではフレキソ同様持ち手の種類に制限があり、持ち手が硬く自立するタイプしかOFJタイプには使えなかったのですが、この度、今回紹介の布平紐や、芯なしの柔らかな布丸紐もOFJタイプに使用可能となりました。
自動製袋なので、袋のサイズに制限はありますし、ある程度のロット(3,000枚〜)は必要になりますが、国内生産ですので納期も海外生産の約半分の期間ですみます。

これまで諸々の理由で紙袋のターントップ布平紐をあきらめていた方々、こちらのタイプはいかがでしょうか?「fukuroyasan.jp」尾崎紙工所まで、ぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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