楽しかったにじフェス2022 2日目現地レポ&感想
にじさんじフェス2022、お疲れさまでした!
ライバーさん、スタッフさん、このイベントに関わった全ての方々、本当にありがとうございました。
私は2日目に参加したのですが、イベントに関わった皆さんのおかげで、にじさんじならではの楽しい体験がたくさんできて、最初から最後まで素敵な時間を過ごすことができました。
前夜祭も含めた3日間、激務のため満足に睡眠を取れていないライバーさん・スタッフさんがいるということを、ライバーさんの配信上での発言から聞いて知っています。
一介のファン/リスナーの立場で言うのはどこか差し出がましいことだとは思いますが、参加者を楽しませるために尽力していただいた方々には、ちょうど季節の変わり目でもありますので、ゆっくり休んでイベントの疲れを十分に癒していただきたい、と思ってしまいます。
本題
表題の通りですが、私は今回、イベント2日目に参加しました。
ということで、つらつらと現地レポと感想を書いていこうと思います。
誤字・脱字・不明瞭な表現・記述の間違いなどありましたら、コメントにてご指摘いただけますと幸いです。
今回のイベントに参加して、一部、残念に思うことはありましたが、そちらは別記事にまとめています。こちらの記事ではポジティブなことを主に書こうと思います。
ちなみに、ライバーさんやイベント全体や企画そのものに対する不満や批判ではありません。
気になる方はそちらの記事をお読みください。
企画抽選券に関わる諸々
入場券が当選して以降、私の一番のお目当ては「視聴覚室」ブースでのライバーさんとの一対一の交流だったのですが、抽選には落選してしまい、その他の企画参加券も残念ながら全滅でした。
それもそのはず、「視聴覚室」ブースはライバーさん一人あたりの持ち時間が60分、ファン一人あたりの持ち時間は60秒+チェキ撮影という発表が事前にあったので、枠として多くても30人程度だろうと勝手に予想していました。
見事当選して現地の待機列に並んでいる方を見た感じ、枠は20人だったようで、そりゃ当たらない報告や悲鳴がSNS上でも多く見られるわけだ~!と思わされました。
その他のブースの待機列を見ていても、1枠につき多くても100人程度の人数だったような印象を受けました。
(教室レクなどの配信を見返したところ、そのくらいだったのかなと改めて思いました。)
現地の会場スタッフの方々のマンパワー、参加者を誘導したり案内したりするオペレーション能力限界、ブースそのもののスペースの大きさなど、様々な都合を勘案すると、やはりそれくらいが最大限かつ妥当な人数だったんだろうな~と、現地の規模感を見て思わされました。
(とある方のフェス振り返り配信にて語られたことによると、スタッフの方々はのべ1000人体制だったようで、大型ホールイベントに関わる人数の多さを改めて実感しました。)
イベントが実際に開催されるまでの間、特に企画参加券の抽選結果発表直後はSNS上で、「企画抽選券全落ちしたからフェス参加する意味がない」「一体何を楽しめばいいんだ?」などという嘆きの声が多く呟かれていました。
それに対して、Twitter上や配信内でライバーさんが優しく言葉をかけてくれている場面も見かけました。
ああいった場面で傷心のファン/リスナーの感情に寄り添う優しい言葉を選びとって発信できるライバーさんたちに対しては改めてリスペクトを感じました。
企画参加券が当たらなくて悲しいという気持ちは私も確かに感じましたが、同時に入場券のリセールにすら当たらないという声も聞かれていたので、入場券が当たっただけで十分儲けものという感じでした。
私自身も「企画参加券全落ち」の当事者でしたが、「企画参加券全落ち=何も楽しめない」というような、マイナスな側面しか見えなくなって感情的に発信されたネガティブな意見にはそもそも賛成・賛同できませんでした。
当日、実際にイベントに参加してみて、朝早く家を出て会場に向かう途中、列に並んで待機している最中、イベントが始まる前も、開場してホール内を色々散策したりオープンステージで配信を観覧している最中も、帰路に着きながらイベントを振り返っている時も、どの時間もずっとワクワクしていて、次は何を見ようか、何をしようかと考えている時間がとても楽しくて、かけがえのない素敵な思い出ばかりでした。
(スプレッドシートで個人的な予定表を作るのも含めて楽しかったです。)
企画参加券の抽選結果発表から当日までの出来事をにじさんじのファンとしての一つの教訓にするならば、一時のマイナスな感情に流されてネガティブな意見や感想をネット上で声高に発信するのは避けるべきで、自分の意見・感想を発信する時は十分に言葉を選びつつ冷静になるべき、ということだと思います。
等身大ライバースタンド & ライバーさん直筆の落書き
会場にはフェスTを着用したライバーさんのイラストがスタンディパネルになって展示してあり、誰でも自由に写真を撮影することができました。
パネルの入れ替わりの度に「○○だ!」と人が群がって一斉に写真撮影を開始する光景、一緒にパネルの横に並んでポーズを取り楽しそうに記念撮影をするファン/リスナーがいるのを見て、とても微笑ましい気持ちになりました。
コンスタントにパネル前に人だかりができているライバーさんもいらっしゃったように思います。
1時間ごとにスタッフさんによってパネルの総入れ替えが行われていたので、気づいたら変わっていた・入れ替わりの時間になってしまっていて撮り逃したということが多々ありました。
全てを写真に収めることができず悔しい~!と、どうしても思ってしまうオタクのコンプ癖の強さを実感するところでもありましたが、そういう気持ちを覚えることすら一種のアトラクションを体験しているようでとても楽しかったです。
(以下、撮影できたスタンディパネルについて呟いたツイートへのリンク)
スタンディパネルが展示してある付近のモニュメントにはライバーさんたちの手によって直筆のメッセージ・イラスト・サインなどが落書きされていて、そちらも自由に撮影することができました。
前夜祭~1日目を経てこれらの落書きはどんどん追加されていったようで、ライバーさんたちも確かにこの会場にいるんだ/いたんだという、普段はPCやスマホの画面を通じてでしかコミュニケーションを図ることができないライバーさんたちの実在性・リアルタイム性を強く感じられる展示物(コンテンツ)でした。
(以下、撮影した落書きについて呟いたツイートへのリンク)
レバガチャダイパンマシーン
1日目の現地の状況を呟くツイートを見ていて「台パンマシーンはめっちゃ混む」という情報を得ていたので、開場直後にすぐ向かったのがこのブースでした。それが功を奏したのかすぐにマシーンの前に案内され、待ち時間はほとんどありませんでした。
一回目は0キロ台パン、再挑戦にて4キロ台パンを記録し、番組に出演したライバーの中でも最弱であったルイス団長の名前と一緒にランキングに載りたいという思いがあったので、めっちゃ優しく台パンをしてみたところ、見事1キロ台パンを叩きだすことができて、個人的に大満足でした。
ツイートにも書きましたが、スタッフさんがとても親切に案内してくれました。
私の1キロ台パンの結果を見てテンション高く話しかけてくれたりもして、ホスピタリティの高さを感じました。
スタッフさん、ありがとうございました……!
(以下、台パンマシーンについて呟いたツイートへのリンク)
美術部
美術部ブースは2つに分かれていました。
②のブースの絵葉書・私物・ジオラマが展示されている部分の導線にはコンスタントに長蛇の列ができていて、後回しにしようと思っているうちに体力の限界が訪れてしまって最後まで会場にいられなかったため、結局見れずじまいでした……。
イベントを通じて唯一の後悔はこの展示を全部見れなかったことですが、まぁ体力の限界だったので自分が悪いししょうがないということで、Twitterなどに投稿されている展示物の写真を後から見させてもらって補完しつつ、個人的に楽しみました。
各展示物の傍らにはモニターが設置してあり、公式チャンネル及び各ライバーの個人チャンネルに投稿されている作品の製作風景を録画・録音した動画・配信アーカイブが流されていました。
足を止めて作品や制作風景の動画をじっくりと見入っている方もいらっしゃいたりして、「ライバーさんの作った創作物」という導線から、今まで知らなかったライバーさんに対する興味が新しく湧いたりする人もいたんだろうな~と、勝手に思ったりしていました。
(以下、撮影できた展示物の写真&ツイート)
オープンステージ(ガーデンステージ & カフェステージ)
2日目に参加した私の一番のお目当ては、オープンステージでの配信の現地観覧でした。
観覧スペースはガーデンステージとカフェステージの二つありました。
配信枠としては別々に作られていましたが、現地ではそれぞれのステージの内容をどちらのスペースにいても見ることができました。
(カフェステージで行われていた配信はガーデンステージでも同時放映されていました。)
番組と番組の合間にはメイン放送(来場者インタビューなどをする枠)も流れていて、観覧スペースで待機している来場者を飽きさせない工夫がされていると感じました。
私は開場後すぐに台パンマシーンに赴いたのですが、その後すぐにHana Macchia と Elira Pendora 二人の3Dが初披露されるその瞬間を目に収めるためにガーデンステージに向かいました。
幸運にもステージに向かって左側の列の一番前に座ることができて、二人が3Dで動く姿を思う存分堪能することができました。
Hanaちゃんは予想以上にテンションが高くてエネルギッシュな動きをたくさん見せてくれて、Ewiwaは緊張もあったのかクールな振る舞いが多かったように思います。コミカルな動きもたくさん見られてめちゃ楽しかったです。
最後にはHanaちゃんの3Dお披露目配信の日程も告知され、同時に「海外ライバーの3D化」も順次進められていく、という話も聞けました。
今回のステージで元々予定されていたPomuとFinanaの3D化も楽しみですし、その他、exID、exKRライバーの3D化もとても楽しみになりました。
次に現地で観覧したのはルイス・キャミー、シェリン・バーガンディの二人「紅のライヘンバッハ」によるコラボステージでした。
やはりというか予想通り、着席して観覧できるスペースの中や前の方は、シェリン推しだろうと思われるバーガンディ色を身に纏った方や女性の観覧者が圧倒的に多かったように思いました。私は大体真ん中あたりに座ることができました。
「紅ライ」のお二人が元々好きで、二人のコラボも毎度楽しみにしていた自分としては願ってもない機会でした。にじフェスという舞台で二人が楽しく喧嘩するさまを見ることができてとても楽しかったです。
配信の内容とは関係ないところで言うと、ルイス団長の呼びかけによって会場のみんなでウェーブをしたのがとても楽しかったです。ああいうことは現地にいないと体験・体感できないことだったので、個人的に素敵な思い出になりました。
プログラムが変更されて行われたナリ魔王さまとユンくんの『KR Party Game!』も面白かったです。
途中で行われた「クレオパトラゲーム」では一緒に拍手をしながら、ユンくんが頑張って高音を出しているのとか魔王さまがかわいかったりとかを応援できて楽しかったです。
『第2回 にじさんじ歌うま選手権!!』では、1日目に初めて3Dモデルをお披露目したコハックこと東堂コハクが再び3Dで登場し、素敵な歌とダンスを披露してくれました。
1日目は配信で見ていたのでコハックのキュートな動きやなびく金髪の美しさはわかってはいたのですが、やはり現地で見るとまた違った感動があるというか、フェスでの初披露という瞬間に現地で立ち会うことができて、思わずじーんと心にくるものがありました。審査員にいる同期のチグちゃんこと西園チグサとのかけあいも楽しかったです。
出演したライバーさんがそれぞれ歌った曲は年代もジャンルも違う曲ばかりで、見ていてとにかく新鮮で楽しかったです。
私は立ち見で見ていたのですが、前に小学生くらいのお孫さんに付き添って来場したであろうご年配の方がいらっしゃって、大人かざちゃんが歌った工藤静香『MUGO・ん…色っぽい』を聴きながら身体を揺らしていたのが、個人的に印象的でした。
現地で見ないと中々わからないことだったのかもしれませんが、披露されている楽曲に合わせてステージの照明もライブさながらに明滅・色が変わっていたりもしました。そういうところにも手を抜かずきっちりステージとして仕上げてくれるスタッフの方々には頭が上がらないなぁと改めて思わされました。
とはいえ、権利の関係でアーカイブが残らないのはやっぱり悲しい……!
カフェステージで行われた exID, exKR, VR, EN からメンバーが参加した配信、『Anisong Time!』もとても良かったです。
海外ライバーの選曲は日本国内のライバーによる選曲のド定番からは少し外れたものになりがちというか、こういう名曲もあったよな~という懐かしさを呼び起こされるものになる気が勝手にしていて、改めて楽曲の魅力を発見できたような気がします。
権利関係の問題によって残念ながらアーカイブは非公開になってしまいましたが、反響が大きかったこともあり、それぞれの言語によって歌われた『Virtual to LIVE』は公式から切り抜きが投稿されました。
権利関係の問題をクリアできる範囲の中で運営サイドがファン/リスナーの需要に応える形で迅速に動いてくれたこと、にじフェスという場で国際色豊かなコラボレーションが行われていたという事実の一端が公開された形で残るということが、一人のにじさんじファンとして個人的にとても嬉しいです。
(以下、動画へのリンク)
寄せ書きフラッグ(SiTR, Fantasia, 各クラス)
ホール外の連絡通路にて、2020~2021年にかけて行われた全国ツアー『Shout in the Rainbow!』、今回のイベントと同時に行われたライブ『FANTASIA』、Tシャツの色ごとにクラス分けされたライバーによる寄せ書きフラッグが展示されていました。
今はもう卒業・活動終了してしまったライバーさんたちのメッセージを見ることも出来て、懐かしさと同時にどこか寂しい気持ちにもなったりしました。
観客からの寄せ書きメッセージが追加難波の時は無いのを見て流行り病の情勢の変化によって無観客公演となってしまったことが思い出されました。
(以下、フラッグの写真)
体力の限界を迎え帰宅
朝早く起きて始発に乗って来場していたこともあって、舞元力一のステージが始まる前くらいに体力の限界を感じました。
激混みする電車に乗って帰るのはちょっと厳しいな~と思ったので、早々に会場を離れました。
個人的に初めて「痛バ」「推しコーデ」的なものにも挑戦したりして、とても楽しい一日でした。
この規模でのイベントをまたやってほしい!という気持ちはありますが、開催までの準備に相当の時間と労力を要することを鑑みると、一介のファン/リスナーの立場ですら気軽には言えないというか、そういう感じが個人的にはしています。
ですが、またにじさんじがこういったイベントを企画して開催することを決断した時にはその決断を尊重して全力で応援したいと思いますし、どんな形であれ一人のファンとしてイベントに参加して、にじさんじでしかできない素敵な体験をさせてもらいたいと強く思います。
素敵なイベントを開催してくださってありがとうございました!
個人的にできる範囲で、このイベントを遊びつくせました。
追記
こちらもよろしければご一読ください↓
追記②
kasatrouさんの記事内にてご紹介いただきました。ありがとうございました!