余ってたスマホでポタオデ環境を小綺麗に構成してみた
余っていたXperiaをもう少し活用するためにいろいろと資材を組み合わせてこんな感じにしてみました。
バラすとこんな感じ。
以降はこの構成の詳細を書きますのでもしよろしければ参考に。
作り方
はじめに
実際に作るときはMagSafeシールを貼り付ける前に配線に使用するケーブルの長さをしっかり確認してください。ポートの位置などによって曲げ角度がきつくなったりするのでまずは仮組みでイメージするのが大事です。
場合によってはL時の変換コネクタなどを使用する必要もあるのでお使いのスマホやDACによって適宜必要なものを揃えてください。
あとお約束ですが自己責任でお願いします。
少なくとも両面テープを使用する作業では(素材に注意しつつ)絶対にシリコンオフで脱脂しよう、絶対だ!!
スマホとバッテリーの合体
バッテリーですが今回はCIOの5000mAhのバッテリーを使用しました。
決め手としてはDAC駆動にもスマホの充電にもちょうどいい容量がありつつも、12mmという薄さと108gという軽量さ。そしてサイズがDAC Pocketとほぼ同じなので収まりが非常に良いです。あとで書きますがこのバッテリー選びが大正解でした。
スマホ側には余っていたMagSafeリングを貼り付けており、バッテリー側には比較的強い磁力をもつMOFTのマグパッドを貼り付けました。
注意点ですがスマホかバッテリーのどちらかには必ず磁力のあるものを選んでください。こうした製品にはあたかも磁力を持っているように謳うただの金属板もあるので注意です。
実際スマホ側に貼っているものはただの金属板で、単体ではどこにもくっつきません。(これはもともと三脚マウント用のものでマウント側が磁力を持っていたため)
今回はMOFTのマグパッド側が磁力を持っているのでしっかりとくっつきます。
バッテリーの反対側には下記のようにSyncwireのMagSafeシールを貼っています。これがDAC Pocketと合体する部分ですね。
こちらはDAC Pocket側が磁力を持っているので金属板であれば何でも良いかもしれません。
バッテリーとDAC Pocketの合体
続いてバッテリーとDAC Pocket。
サイズ感めっちゃ良くないですか?
配線
今回の構成ではスマホからではなくバッテリーからDACへ給電したいのでiBasso AudioのCB19を使用します。
CB19のちょっとイケてないポイントとしては給電端子がType-Aであることですね。今回使用するCIOのバッテリーはType-CポートのみなのでAtoCの変換コネクタを噛ませています。今回の構成における最大の汚点。
一応56kΩ抵抗入りの物を選びました。
(個人的に)安心のUGREENということもありこれを使っています。
問題なく給電できています。
これによりスマホからはデータのみ、給電はバッテリーからということができます。使用しているCayin RU7はそこそこ大食いなのでこの構成にしておけば心置きなく使えます。
またddHiFiのTC28CProを使えばスマホの充電をしながら使えますね。たまに使ってますが便利です。
バッテリーがいい仕事した
ぜんぜん意図していなかったのですがこのバッテリーがかなりいい仕事します。
再生を停止してしばらくすると電力供給が止まるためケーブルを挿しっぱなしにできるので非常に便利です。
本体横のボタンを押すと供給開始されるので実質的にDACに電源ボタンが付いたような使い心地になりました。あと抜き差しによるハードウェアのヘタレも防げて一石二鳥です。
ただあたりはRU7との組み合わせだから、ということも考えられるのでその点ご注意ください。
ストラップも付けられるように
さすがにポケットには入らないのでストラップも付けました。
実際に使用している製品ではないのですが下記のような金属製のフォンタブをケースとの間に挟んでいます。
DAC+電源部で220g、スマホ込みで430gと結構重いためこの部分は金属製などの頑丈なものにしましょう。挟むときは本体が傷つかないようにマステ貼るとおすすめ。
このフォンタブに下記のようなストラップを付けています。
こちらも同様に写真のものとは違いますが、このストラップ自体は別で使っていますがいろいろ付けられてめちゃ便利です。
あと幅広タイプが絶対おすすめです。紐タイプは食い込んで痛いです。
最後に念の為にシリコンバンドでキツめにまとめます。
MagSafeだけでも十分なまとまり力がありますが念には念をです。
バンドはMOTTERUのsofumoを使っています。
穴が小分けになっている方がヘタったときも調整が効くのでおすすめです。
あとかわいい。
完成系
最終的にはこんな感じ。
自宅でのリスニング時は基本的この状態で使っています。
長さはその時々で適当に調整していますが首掛けだと疲れるので肩掛けにして使うことが多いです。
あと余っているスマホを使っているのでメインスマホを触るときもゴツいセットを持たなくてもいいし、使い終わったらバラさずに置いておけるのでお手軽さも十分です。
メインスマホで使いたい場合など、もう少しライトな構成で良いという場合でもMagSafeならこんな感じで柔軟に対応できます。
まぁ正直↑で十分なんですがゴツいガジェット群ってロマンを感じるじゃないですか。
電源を分けることで音質が良くなる云々は言われているけど今回はマジでロマンだけで動いてます。大満足です。
余っているスマホを持て余している方はぜひお試しください。
あとアドバイスや自分はこうしている、などあればコメントいただけると大変嬉しいです。
余談
今回の記事でも写っているNiceHCKのSnowWings(OFC版/4.4mm)、最近買ったんですがめっちゃ良いですね。
リケーブルの効果ってそこまで感じ取れるタイプじゃないんですがこれはハッキリと音場の違いを感じられました。
初めてお気に入りのケーブルを見つけられたような気がします。次のセールで予備買っちゃうかも。
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