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純度と温度を大切に
※前回の記事の続きです。
私は現在、大学3年生で、
世に言う「就活」が始まるタイミングでもある「らしい」
でも、
やりたいことを見つけるために大学に入ったのにも関わらず、大学生活のほぼ半分をオンラインで終えてしまったのに、そんなこと言われてもさ…
とずっとモヤモヤしていました。
そんなタイミングで偶然出会ったのがTOUCAでした。1年間で3拠点を旅するフィールドワークということで、私は大学3年目もオンライン授業を受けるという決断をし、この森に逃げてきました。
言い換えると、これからの自分の生き方・働き方を見つける「旅」に出たのです。
そしてこの1か月半で、色んな生き方・働き方を目の当たりにし、少しずつ自分の好きなこと・やりたいことの輪郭が見えてきた時、思いも寄らぬチャンスが巡ってきました。それが、【MEGURU CAMP】というカタチで実現しようとしています。
【MEGURU CAMP】についてはこちら↓
このイベントが成功することは、もちろん今の最大の目標になっていますが、この企画全体を通して忘れないでおきたいことが一つ。
それは、
純度と温度を大切にするということ
です。
私は、野外教育を学んでいるわけでもなければ、まだ何かすごいことを語れるような器ではありません。
そんな私が【MEGURU CAMP】で出来ることは、少しばかりの知識とこの森での経験に基づく自分の解釈を加えて、見えるもの(自然体験・行為)を通して、見えないもの(意味・価値)を伝えること、だと思っています。
それが、そこで出逢った人たちにとって、自分の生き方・働き方を見つめ直すきっかけになってほしい。
そして、余白を楽しむ「新しい旅のカタチ」を提案し、観光の未来とともにそれぞれの人生の分岐点に明かりを灯し、可能性を信じる側として伴走したいのです。
そのためにはまず、本当に森を必要としている大人を、ここへ招待しないことには何も始まりません。では、どうすればいいのか。
最初にやったことは、パワーポイントとチラシを作成し、とりあえず周りの人に自分の言葉でこの思いを伝えて回ったのです。すると、多くの人がこの企画に賛同してくださり、最初は「お嬢ちゃん」だった私も、徐々に「【MEGURU CAMP】のゆおちゃん」として浸透してきました。
その後、プレスリリースやSNSを通して本格的に募集を開始し、より多くの人に私のやりたいことが巡っています。
しかし、そう簡単には参加者が集まりません。
でも、たくさん人が集まればいいってもんじゃないし、この企画に共感してくれる人に来てほしい。そのために私がやるべきこと、それは、「等身大の私で会いに行くこと」なのではないかと思うのです。
「イベントの参加者を募集しているので、チラシをお店に置かせてください。」
ではなく、「ゆお」という一人の人間として相手と話し、その会話の中で生まれた関係の下で、
「ぜひ森に来ませんか?」
と。
だから私はやりますよ?
めぐるデート。そして、ヒッチハイクの旅。笑
「日本の夜明けぜよ」