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場と人に明かりを灯し、世界の体温を上げる
これは、TOUCAへの参加が決まってからふと頭に浮かび、そのままこの1年のテーマになった言葉です。
このテーマに込めた想いを話しつつ、原点に戻りながら、今後についても考えていけたらな~と思います。
よろしければ、最後までお付き合いください。
まずは、私の名前の話から。
「ちょ、待てよ。原点ってもしかしてそこまで戻っちゃう?」
キムタクが出てきちゃった方、ご安心ください。
ここに来るまでの20年間を語ってやろう、なんてことは微塵も思ってませんので。笑
気を取り直して、名前の話です。
それにしても「ゆお」って名前を思いついたのは本当にすごいな、とわが母ながら感心してしまいます。
50音あるひらがなの中で、この組み合わせ、かつこの並びは奇跡に近いものです。
由来は、
「丸くて、温かみのある、そして珍しい名前にしたかった」
といった感じに、漢字のように1文字1文字に意味があるわけではなく、イメージを大切にした名前を付けてもらいました。
(この由来の話、森に来て私より上手に説明してくれる方が現れて、なかなか驚いています。笑)
そして、森に来て、
「この名前で本当に良かった」
と心から思う、そんな瞬間が訪れたのです。
TOUCAプログラムとして本格的に動き出した4月初旬。
地元の大工さんと初めて作業した日、「ゆお」という名前をなかなか覚えてもらえず、しばらくの間「お嬢ちゃん」と呼ばれていました。
「もういっそのこと、簡単な名前言って、それで呼んでもらおうかな。」
とさえ思っていたある日、
「ゆおちゃん、それこっちに持ってきてーや。」
さすがに耳を疑いましたが、それよりも嬉しさが勝り、
「え、覚えてくれたんですか?!」
と聞くと、
「紙コップに書いてあったやろ、『ゆおちゃん』って。忘れないように家に帰ってからすぐメモしたんよ。」
危なかったよ。なんかね、もう嬉しすぎて、感動して、涙があふれるところだった。
それをきっかけに、気が付けばいろんな人がいろんなところで名前を呼んでくれるようになり、
世界の体温を上げる前に、私の心が温かくなってしまいました。
だからこれからは、
丸くて、温かみのある「ゆお」という名を、多くの場と人に灯し、世界の体温を上げていきたい
と強く思うのです。
「今後やりたいこと」の前半である「イメージ」の部分は、こんな感じにして、次回は「具体」にフォーカスしていきます。