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同じ目線で生きていたい

こんばんは🌝
TOUCA1期生のゆおです!

さて、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、(いや、もしいたらなかなかの猛者)これについて書くのを後回しにしていました。

「地域に対して抱いている課題」です。

1クール目終わったのに、それ言い出すのちょっと遅くないか?

そう思われても仕方ありません。

でも、書けなかったんです。

今回はその理由を含め、私の考えをお話ししたいと思います。


いつかの目黒


まず、「地域に対して抱いている課題」というフレーズ自体が、なんだか上から目線のような気がして、気に入らなかったのです。

というのも、「人口270人の限界集落!」「高齢化率64%!!」などと騒ぎ立てているのは、外の人間であって、当の本人たちは、そんなこと全く気にする様子がなかったのです。

私も3ヶ月生活していく中で、目黒が「第二のふるさと」のようになり、大好きな場所になりました。

しかし、2018年に松野南小学校が閉校になったことで、少子化がどんどん進み、人口に占める高齢者の割合が高くなったことは間違いありません。

それに加えて、手のつけられていない(様々な理由でつけようがない)空き家も多くあるのが現状でした。

改装されたばかりで綺麗なまま残る
旧松野南小学校の校舎

そういった問題はもちろんあるけれど、その根底にはまたさらに大きな問題があるわけで、

「さぁ、課題が見つかったから解決するぞ!」

的な感じで解決できるような容易い問題ではないのです。(もしそうだったら、もう誰かがとっくに解決策を見出してるでしょうからね。)

だから私は、そう言ったもはや国レベルの課題を解決しようとは思いませんでした。

じゃあ、この3ヶ月で何をしていたのかと言うと...

そばにいる人の悩みやら愚痴やらを聞いて
ちょっとお手伝いすることで
ちょっとみんながハッピーになる

一言で言うなら、そんな感じでした。

例えば、「田んぼの草引き、誰か手伝ってくれんかいな〜」と聞こえたら喜んでしたし、「雨で何もすることなくて暇だから、お話相手が欲しいわ〜」って顔してるおばあちゃんがいたら、お茶飲んでお菓子食べながら、2時間も3時間も楽しくワイワイお喋りしたり...。

はたまた「女の人が泥まみれになって畑してる姿を見るのはええな〜」って鼻の下伸ばしてるおじいちゃんがいたら、もうそれはそれは泥まみれになって1日作業してたし...(笑)

そんなこんなであっという間に3ヶ月が経っていました。

なんでもやりすぎて、すっかり逞しくなってしまった。笑

それに加えて、私が密かにやっていたこと、それは...

目黒の人たちに、目黒は本当に素晴らしい場所なんだよ!!ということを伝え続けていたことです。

私のように、目黒に来て、目黒が大好きになってしまった人たちとよく話していたのは...

目黒の人たちが当たり前だと思っている
自然の豊かさや、水の綺麗さ、お米や野菜の美味しさ
そしてなんと言っても彼らの人の良さを私たちが伝えることで
彼ら自身がもう一度見つめ直し
最終的には目黒の人たちの口から、その良さを語って欲しい

という願いでした。

その目標がどれだけ達成できたのかは分かりませんが、雨の日に旧松野南小学校で開催した MEGURU CAMP の中で、目黒のおじいちゃんが参加者の方々と嬉しそうに話をしている姿を見て、少しずつ実現に近づいているのではないか、と小さな確信を持ちました。

この光景は、本当に感動したなぁ。

と、振り返っていたら完全に目黒ロスを発症してしまったので、みんなに貰った5円(ご縁)玉を拝みながら、この内容を書き終えたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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