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しっかりしてるって,どういう状態?いつかしっかりしたい43歳。

結婚し、母親になっていくつもの壁にぶち当たってきた気がする。
結婚当初は、家事能力の低さに打ちのめされ。
子供を産んでからは、母性って何・・・?状態。
乳児の可愛さよりも、育児という労働?の過酷さにノイローゼ状態・・・。
子供が成長すると、ママ友作りやコミュニケーションが下手・・・。

もともと低めで、考えないようにしていた自己肯定感も
底つきた。何度も何度も。
孤独で、過酷な記憶しかないような娘たちの乳幼児期。
最近になってGoogleが見せてくれる、過去の写真には
楽しそうで可愛らしい娘たち。なんだかホッとする私。
不器用で、情緒不安定なダメママだったのに、、、こんなに笑顔で
楽しそうに生きてくれてたんだ・・・。
タイムスリップして、抱きしめに帰りたい、ちっちゃな娘たち。

子供たちが小学生にもなると、だんだん周りの
子供たちも成長著しく。
あ、あれ?となる。
当然、いろんなことがバランス悪い私が育てているのだから仕方ない。
でも、周りと比べて焦ってしまうんですよね。
成績とか、コミュニケーション能力とか、自己管理能力とか。
小学校までは、それでものんびりしたものだったけれど、
中学校に長女が進学してから、
部活もテストも進路も・・・と、焦りと心配と期待といろいろ全部乗せ・・・。
自分に落ち着けと言い聞かせて、なんとか自分たちのペースを模索しておるところです。

幼児期に発達障害の疑いあり、とか色々言われてきた長女。
私の育て方がやっぱり、良くなったとか色々本当に悩み・後悔がありました。
だけども、落ち着いて考えると、長女なりに色々本当に成長して12年。
できないことにフォーカスしてばかりだけど、
成長したこと、得意なこともたくさん増えたよな・・・。

私の心配焦りは結局、自分への評価や劣等感から来るものでは?
娘は別に、今現在困ってないし楽しみながら生きてる。
それで、ええやん!と。
苦手なことは極力一緒にやって助ける。
でも必要以上に心配したり先回りは違うよな・・・と。

長女を見ていて思うのは、自分の好きなことを良く分かってるということ。
自分が本心から何がしたいか分かってるって一番大事だと思った。

しっかりしたお母さん。
しっかりした子。
しっかり者と言われたことないし、自分でも思ったことがない。
だから、あの人しっかりしてるね~ってことがすごくうらやましくて。
自分もそう言われるような人間にならなくては、とずっと思ってた。全然真逆の性分なのに。
そのできないモヤモヤはどこから来たのか。
それは、子供時代に比べられたり、自分の望みとは別の結果を求められたりした傷の痛みではないだろうか?

まだ癒えない見えないその傷を、また繰り返そうとしていた?
同じことをしてはいけないのだ。
自分供養をするなら、自分がしてほしかったことをするのだ。
しっかりしなさい!と言うのはやめよう。

自分で考えなさい。
好きなことをしなさい。
困ったら言いなさい。
こう言ってほしかったんだ。

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