「勉強ができない大学生」は2種類いる
こんにちは、おゆ先生です。
「大学生なのに分数の計算ができない」とか「大学生なのに漢字が読めない」とか、言われて久しいですが、実際に義務教育レベルの学習内容をあまり理解せずに大学生になる若者はたくさんいます。
じっと観察していると、まだ伸びしろがありそうな学生さんと、そうでない学生さんがいることが分かります。その違いは何でしょう?
伸びしろがある大学生
単に勉強以外のことに熱中していて、勉強をしてこなかった学生さんは伸びしろがあります。あとは本人が「学びたい!」と思うかどうかです。教員から見れば、幼少期から何かに夢中になっていた学生さんは、教えれば教えるほど吸収してくれます。
伸びしろが(残念ながら)ない大学生
気を悪くしないで欲しいのですが、小学生の頃から勉強はちゃんとしていたし、塾も通っていたし大学生になれたから、あとは卒業するだけ、だけど義務教育レベルの知識が定着していないなぁ、という学生さんはあまり期待できません。
勉強のやり方が自分に合っていなかったのか、机に向かっただけで満足していたのかは分かりませんが、そんなに「勉強をしていた」という自負があるのに、分数の計算ができないのは根本的に何か歯車が噛み合っていません。もしくは、絶望的に勉強に向いてないか。そういう学生さんに限って自己流を頑なに曲げないのが難点です。
自分の才能がどこにあるのかはやってみないとわかりません。幼少期から大学生になるまで勉強していたのにパッとしないなら、もうそこには才能がないと判断できるでしょう。それでも勉強を続けたいのであれば、今までのやり方は全部忘れて、ゼロからやり直してください。頼りになる仲間と教員を味方につけると良いでしょう。