34歳女、腎臓の癌になってしまった

前回の記事を投稿して以来、まただいぶ長いこと放置してしまいましたが、あれから色々と検査を進め、7月に手術、そしてつい先日病理検査の結果が出まして、腎臓癌であることが確定してしまいました。

ここまでの経緯としては、
まず今年の4月、不妊治療の影響で卵巣に膿瘍が出来てしまい、下腹部の激痛を引き起こし市内の総合病院の産婦人科に救急搬送、そして緊急入院。
この卵巣膿瘍については現在も経過観察中ではありますが、ほぼほぼ膿瘍は無くなっています。

この4月の緊急入院時にCTで検査をしてもらったところ、たまたま、ほんっとに偶然、腎臓のほうまで画像が撮れていたとのことで(本来なら子宮や卵巣のあたりだけ撮れればよい)、それで、「腎臓に影が見えます、泌尿器科に紹介しますね」と。

5月に退院したあと同じ総合病院の泌尿器科を受診し、もう一度CTの撮影と、骨に転移などが無いかを調べる骨シンチという検査を受けました。
この検査で、
 ・左の腎臓に6cmちょっとの腫瘍がある→手術で切除する必要がある
 ・他の臓器や骨に転移は無い→抗がん剤や放射線などはしなくて良い
 ・上記のことからステージは1であること
といったことが判明。
手術をして取ったブツを検査してみないと、良性か悪性かは分からないとのことで、この時点では確定の診断は出ませんでしが、「良性の顔はしていない」と。

この総合病院では、腫瘍のサイズが小さくは無いことと、設備や技術の関係から、腹腔鏡の手術で腎臓ごと摘出、というのが私の治療方法とのことでした。
しかし、34歳という年齢と、腎臓の機能自体は正常そのものであるということから、腎臓全摘よりも部分切除の方が望ましいとのことで、先生のほうからセカンドオピニオンの提案があり、県内の大学病院へ紹介してもらい受診。

この大学病院は実績も多く、ロボット(ダヴィンチ)支援による手術も数多くこなしています。
私の主治医となった先生も250例を超えるロボット支援術を行っており、私みたいな小さくはない腫瘍でも全摘ではなく、ロボット支援下の腹腔鏡で部分切除で手術できることが判かり、この大学病院へ転院し手術をお願いしました。

そんなわけで、7月の半ばに手術を受け、4週間経ったつい先日、検査結果を聞きに受診し、左腎癌、との診断を受けました。

つづく。


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