ハピエンチャレンジ① 2015.10.17
※弊ブログ、空想異次元論争からの引っ越し記事です
ジョジョの考察はじめます
6部まで読み終わったことを前提に書いていきます
そんなわけで生存院さんについてです
私は生存否定学派の人間なので基本的に期待しないでください
ここでいきなりですが花京院についての基本事項と生存院さんの立ち位置をざくっと振り返っていきましょう
花京院といえばジョジョの奇妙な冒険第3部に出てくる緑の長ランと意志を持つ前髪と赤いピアスが特徴のスタンド使いです
最初はDIOに操られ承太郎を殺そうとやってきた最初の敵キャラで初のオラオラ被害者でもあり結局負ける→DIOを倒す旅に同行することになり、50日間の短い時間の中で仲間と一緒に旅を続け、最後にDIOの能力を解き死んでしまったんですね
大分端折ってますけど
まぁこれこの文章読んでる人には当たり前すぎる知識でしたね
単刀直入にいうと花京院が一番好きです
人の解釈なんてそれぞれですので合う合わないあるし自分に合うやつだけ見りゃええんです
そんなわけで前置きでしたがこれから話すのは私が解釈して考察した「もしも花京院がDIO戦後も生きていたら」です
もしもあの旅から生存できたなら、花京院さんはSPW財団とはちょいちょい連絡取りながらも普通に高校出て大学出て、SPW財団からなんか頼まれた時に、旅の間助けてもらったからまぁ仕方ないから手伝う~みたいな感じになると思うです
SPW財団に就職するネタわりとあるけど「人に指図されるのを嫌う」人だから尊敬できる上司にしか従わないと思うので、なんかそんな人と出会ったらその人に着いてくだろうし、いなけりゃ自営とかでなんとかしてそう
ニートやフリーターには(プライド的に)ならないと思うので1人で思うようにやれる仕事に就くと思います
そういえば承太郎も1人で出来るといえば出来る仕事ですねうふふ
頭いいからたくさんは稼げないけど、それなりに暮らしてくだけの金は稼ぐ、1人で気ままに生きてく
そんで生存院さんといえば恋人問題が必ず出てくると思いますが、結婚のことは「父には母がいる。母には父がいる。(でも自分にはいない)」って言ってるくらい仲のいい夫婦の元で育ってるから、憧れてるしそんな風に思える人と出逢いたいと思ってる
本人が言ってたようにホリィさんような人と恋をしたいと思ってるが、そんな優しいホリィさんはスタンドを拒否した
つまりスタンドが見える人(=スタンド使い=戦う意志がある人)と花京院の理想の女性像はそもそも矛盾する
徐倫の年齢的に大学に通ってる間に承太郎が結婚して徐倫が生まれて、結婚が身近に思えてきて、それで現実的な憧れになるんだろうけど、スタンド使いはひかれあうから(魔法の言葉)承太郎も花京院も、もちろん他の仲間たちも戦いに巻き込まれてく
そんな中で家族と離れてく承太郎と、離れてく意味がわからなくて(わかんなくて当たり前だけど)悲しみにくれる奥さんを傍目で見て”理解されないこと”の悲しさを再認識する
子どものときから周りにハイエロのことをわかってもらえなかった花京院はきっと人一倍他人から理解されないことが怖いと思う。まして恋人に理解されないことは考えられないくらい花京院にとって怖いことなんだろう
あの旅やそのあとの経験を通してスタンドが見えなくても人と仲良くなれることは頭ではわかってるんだろうけど、現実ではスタンドへの理解を求めて、理解してくれる人だけと親しくなりたいと思ってる
だから恋とか結婚するなら相手もスタンド使いがいい、2人ともスタンド使いなら一緒にいれば大抵の敵に打ち勝てるから
しかし仮に子どもが生まれて、その子どもがスタンド使いではなかったらどうするか。弓と矢があれば発現する可能性は高いだろうけど、そんな簡単に手に入るものでもないしスタンド使いになったら危険な目に合う可能性の方が高いから使わない(子どもがスタンド使いでもまだちゃんと戦える保証も自分たちで守り切れる保証もない)
しかも子どもはそう簡単に色んなところに連れまわせないからなるべく一箇所にとどまって生活する必要がある。ただし一箇所にとどまると敵に情報が漏れて狙われやすくなる
子どもがスタンド使いじゃなかったら、子どもはスタンドが見えない。花京院の価値観的にお互いを理解し合うためにはスタンドが見えることが必要条件っぽいので、そんな血は繋がってるけどスタンドが見えない子どもとの関係がどうなるかわからない。人並みには愛するだろうけども
スタクルはあの旅の後は1人1人別の人生を歩んでなんかあれば駆けつけるような、そんな友情を持つ
でも承太郎は家族とうまくいかないし、ポルナレフは行方不明になるし、ジョセフは段々よぼよぼになってくし、アヴドゥルは(イギーの捕獲のとことか見ても)メンバーの中でわりとSPW財団と関わってそうなので否応なしにスタンド使いとの戦いに巻き込まれてるし、イギーは他の誰よりも早く寿命がくる(ボストンテリアの寿命は13~15年らしい)
ポルナレフやアヴドゥルとある時突然連絡が取れなくなって、誰に聞いても行方がわからなくて、「強いから大丈夫と思ってた人でも消えてしまう」という恐怖を覚えてしまう
旅の後の花京院の人生に1番影響できるのは年齢とか色々考えて承太郎だと思うけど、当の承太郎は離婚したので花京院自身も恋愛とかについてよくわからなくなる
悩んでてもスタンド使いは沸いてくるし戦いの日々で生活が徐々にリズム崩れていって、親しく話せる人もいなくなって、また独りになっていく
(そもそも隠し事嫌いとかいう元の性格上スタンド関係なく花京院と友達になれる人は少ない
荒木先生が花京院はタイプ的には承太郎より仗助と仲良くなるって言ったのは、承太郎は何考えてるかわかんないけど仗助はその辺素直だし優しいから花京院タイプでも仲良くなれるということだと思う)
そしていつか、そう遠くないときにスタンド使いとの戦いで敗れて死ぬ。多分時間軸的に6部までは生きない
と思うので原作通りの終わりが1番本人的に幸せだと思います(結論)
要約すると「どうあがいても花京院は理想の人に出会えないし出会えても死亡フラグだしどうせ死ぬ」ですとてもひどい
何度も言うけど私の解釈だから合わなかったらぽいっとすればよいのです