言葉の不思議と重要性
政治家は言葉が命だと聞いたことがあります。
岸田首相が総理大臣になって、10月で満2年になります。二年前の自民党総裁選の立候補にあたって、何を発言していたか覚えていますか?
次のように話していました。
岸田首相の総裁選立候補表明の言葉
今、国民の間には、政治が自分たちの声、現場の声に答えてくれない。
政治に、自分たちの悩み、苦しみが届いていない。
さらには、政治が信頼できない、政治に期待しても仕方がない、
こうした切実な声が満ち溢れています。
国民政党であったはずの自民党に、声が届いていないと国民が感じている。
信なくば立たず。
政治の根幹である国民の信頼が崩れている。わが国の民主主義が危機に瀕している。
私は自民党が国民の声を聞き、そして幅広い選択肢を示すことができる政党であることを示し、もってわが国の民主主義を守るために自民党総裁選挙に立候補いたします。
≪ 中 略 ≫
声が政治に届かないという切実な国民の声が現実にある以上、
そうした切実な声をしっかりと聞きとり、そして政治に伝えていく役割をこの総裁選挙、
しっかりと、にわなければなりません。
そうした総裁選挙を堂々とやることが、大切であると私は信じています。
≪ 中 略 ≫
今、医療やあるいは福祉の現場、もうこれは限界にきている。
こうした声、また生活が本当に苦しい、またバイトのシフトが減って、大変なことになっている。
さらには家族に会えなくて寂しい。
また事業継続、これも今まで頑張ってきたけれど、もう限界である。
こうした様々な声を聞いてきました。私はそうした声、一つ一つをここにあります。
この小さなノートに書き続けてきました
我々自民党が野党に転じた10年以上前から私が続けてきた習慣であります。
大切な国民の皆さんの声を、このノートに一つ一つ書き止め、そしてよみかえす。
1年間でノート3冊分、10年間で30冊近いこのノートに大切な
国民の皆さんの声を受けたまわってきました。
このノートは私にとりまして大切な財産であります。
このノートを改めて読み返した上で、私は改めて、私にはやるべきことがあると感じています。
この国の重大な岐路に立って国民の皆さんの声に耳をすまし、そして政治生命をかけて新しい政治の選択肢、これを示してまいります。
自由民主党は、自由民を主党の総裁選挙は新しい政治の選択肢を示す場としてふさわしいものであると思っています。
岸田ノートと岸田首相への7つの質問
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