無心で目指す理想の挑戦 ―幸運の女神に近づく方法とは?
幸運の女神の前髪とは?
幸運の女神は前髪しかないいうことわざがあります。
古代ギリシアの言葉とか、レオナルドダビンチの言葉とか、諸説ありますが、「チャンスはその時につかまなければならない」という意味で、私の好きな言葉の一つです。
チャンスを逃さないため
チャンスが目の前にあるのに取りに行こうとしない人をよく見かけます。
私も失敗を恐れて、チャンスを逃したことがあります。
チャンスのようなものが見えても、損失や失敗を恐れて取りに行こうとしない、チャンスをつかみに行く挑戦を止めてもその時はたいてい、痛みを感じませんが、挑戦すればよかったと、あとでボデイブローのように効いてくることもあれば、チャンスがあったことさえ、すっかり忘れ、チャンスを逃した事実を知らずに一生を終える人もいます。
チャンスを逃さないためには、「慧眼」(けいがん)が求められます。ものごとの本質を見抜く力です。
そのものごとの本質を見抜く力が発揮されるときは、どんな時か? 私は無心のときだと思っています。
大谷翔平選手の無心
今年は時間が許す限り、ドジャースの試合の中継を見て、大谷翔平選手の活躍に魅入っています。
大谷選手が52本塁打、52盗塁を決めた9月20日のインタビューで「記録は意識したら伸びていかないので、無心で、しっかりと自分の役割ができるように頑張りたい」と答えていました。大谷選手の躍進の源は、ここで話している「無心」からつながっていると思います。
トレーニングや相手投手のデータチェック、バッターボックスの立ち位置など、準備を万全に整えたうえで、無心になって、投手の投げるボールに対峙して、ホームランを、ヒットを打っています。
不要なことを考えずに、無心でのぞむから好成績が生まれているのです。
石破総理には無心の組閣を
ここから先は
70歳を過ぎても青二才
私は現在74歳ですが、青臭いといわれます。個性だと思います、長所であり、短所です。この青臭さと、私だけが歩んできた73年の経験、体験をもと…
サポートお願いいたします! より良い記事を書くために、有効に使わせていただきます。がんばります!