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人を見る目の大切さ



法曹ドラマ

犯罪は社会の反映だとはよく言われます。前回は弁護士で国会議員の犯罪行為にふれました。現在放映されているNHK連続テレビ小説「虎に翼」は女性初の弁護士、三淵嘉子さんをモデルにしています。

民放では2023年は北川景子さん主演の「女神の教室~リーガル青春白書~」が放映されました。弁護士や裁判官、検察官をめざす法科大学院に学ぶ学生と、裁判官の教官、北川さんとが裁判や授業、人間関係などを通して、価値観をぶつけ合いながら法を問うヒューマンドラマでした。

2024年は長谷川博己さん主演の「アンチヒーロー」が放映され、裁判や検察などの司法の闇を暴き、正義を立証するのが難しい中で、いかに戦うかが表現されていました。

他にも、えん罪をなくすことを訴えるドラマが増えています。

法律の知識が重要になる時代


近年、司法試験の改革で合格者を増やし、社会のニーズにこたえられる体制づくりが進められましたが、まだ、多くの市民にとっては司法は直接のかかわりが少ない分野です。今でも弁護士に依頼や相談を、生涯一度もせずに終える人も少なくないです。

それでも、これからは法律の知識が重要になってくる気がします。

テレビでも法曹関連のドラマが増えているのは、制作スタッフがその雰囲気を感じ取っているからではないでしょうか?

法律で問題の解決を迫られたとき、弁護士の選択に迷います。そんなとき、「この問題なら、私に任せてもらえれば安心ですよ」といわんばかりの広告を見たら、多くの人が依頼して当然ですね。

ロマンス詐欺の被害者をだます弁護士


先日、ロマンス詐欺の被害にあった人に対して、弁護士がだまし取られたお金を取り戻せると広告を出し、着手金をだましとる事件が報道されました。

これが一人の弁護士だけでなく、幾人かの弁護士がロマンス詐欺の、被害者に二次被害の詐欺を行なっていました。

ロマンス詐欺はSNSやマッチングアプリで知り合った相手と親しくなり、相手が恋愛感情を持ったのを利用して、お金をだまし取る詐欺で、今の私にはあまり関係がないので、関心はありませんでしたが、メディアで報道されますと、気になってきます。

ロマンス詐欺の被害者をだまし、逮捕された弁護士が2年前にXで、弁護士活動をポストしているのを見て驚きました。

逮捕された弁護士がニセ弁護士の見分け方を教えていた

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