大谷翔平選手の二刀流は他分野でも応用可能、二刀流の才能を発揮する秘訣は？

大谷翔平選手大活躍の一年

2024年も残すところ、2か月余りとなりました。世界や日本を取り巻くニュースは戦争や侵攻、犯罪やスキャンダルなど、聞きたくない、見たくない話が次から次に飛び込んできましたが、常に私たちを楽しくさせてくれるのは大谷翔平選手の話題でした。

韓国での開幕戦で、日本が盛り上がりましたが、その直後、大谷選手の通訳が解雇され、大谷選手の預金から多額のお金を盗んでいた事件がわかり、大谷選手に動揺を与え、成績にひびかないか心配されましたが、杞憂に終わりました。

3月、4月のはじめこそ、ホームランが出ず、心配されましたが、ペナントレースが終わってみれば、54本塁打、59盗塁の前人未到の大活躍、さらに打点も１３０打点で二冠を達成、本塁打30、打率.３００盗塁30のいわゆるトリプルスリーも軽く達成した記録づくめの最高のシーズンでした。

最高の場面で活躍！！

大谷選手がスゴイのは記録だけではありません。極めてインパクトのある場面を作り上げているのに驚きます。昨年2023年のＷＢＣ決勝ではチームメイトのトラウト選手を大谷投手が三振に取り、優勝しました。

40-40を達成した試合では満塁サヨナラ逆転サヨナラホームランで記録にはなを添えました。さらに50-50を達成した試合では，一試合で3打席連続ホームランの6打数6安打、10打点、２盗塁の「野球史上最高の一日」を作り出すなど、常人では考えられない、漫画の世界でも創造しない世界を展開しています。

大谷選手がなぜ素晴らしい成績、印象的な場面を作り出しているかを考えてみると、無心で野球がうまくなりたい、いいパフォーマンスを見せて、みんなを喜ばせたいの一念で行動しているからではないでしょうか？

昨年までは大谷選手の投手と打者の二刀流に私たちは気を奪われていました。誰もがなしえていない二刀流の偉業をメージャーリーグで成し遂げている様子を見て、私たちは感嘆していました。

大谷選手は三刀流

正直にいって、もう一つ、盗塁という刀があることに気がつきませんでした。

大谷選手は二刀流の一方の刀、投手ができなくなった今シーズンは盗塁の方をキャンプインから磨き始め、名刀になったのです。

投手で一流になるのも打者で一流になるのも、根幹に共通するものがあります。それを応用して、大谷選手は盗塁でも一流になったのです。三刀流です。

大谷選手は野球の分野の二刀流、三刀流ですが、異なる分野でトップの力を発揮する二刀流をしている人も意外といるのに気づきました。

二刀流は野球以外でも