職場のおじさんのこだわり

昨年から外部の会社から業務委託で来ているおじさん。
ある分野の専門家なので、一緒に仕事をしている中で色々と頼っている。
ただし、非常にこだわりの強いおじさんである。
論理的で、細かいことまで気付くし
それを自分の思い通りにしないと気が済まない性格。

最近困っていることは、ある業務における作業手順書の作成レベル。
この手順だと、間違う可能性がある。
他の人が実施して、もし間違ったらどうするんだと。
絶対間違わない作業手順にして欲しいとのこと。

その理屈は確かにわかる。
でも普通、その作業を実施する人のレベルに合わせて作るんじゃないかと
素人が作業を実施するわけではない。この手順なら、書いてある通りにやれば間違わないし、間違いようがないんだけど。
どこまでこだわれば気が済むのか。

そこで良い手順書とはどういうものなのか
下記が参考になったので引用。

おじさんの手順書作成の基準は
・誰がやっても間違えず実施できる手順書
私の基準は
・ある程度の経験のある担当者が、理解でき実施できる手順書
まずここから違ったのである。
誰がこの手順を実施するのか、使用者に沿った手順であるかは
とても大事なポイント
そのほかに大切なポイントは
・なんのための手順書なのか(目的は何か)
・使用者が理解できるか(使用者は属人化を防ぐためにも2名以上が望ましい)
・正しい手順であるかが理解でき、間違った際に判断ができるようになっているか
等。


手順書作成一つとっても奥深い。


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