Twitterスペースでサービスデザイナーの働き方を紹介しています
サービスデザイナーの働き方をトークしています
Twitterスペースで「そもそもワーク」というサービスデザイナーの仕事内容をお伝えするラジオ的な活動を始めました。
サービスデザインに取り組むなかで高頻度に「そもそも……」という言葉を使う機会が多いことと、サービスデザインの仕事は不定形で説明がしにくいので、根っこで考えていることを伝えたい、という2つの意味で「そもそもワーク」と名付けました。
サービスデザイナーの仕事を興味関心をお持ちの方に広く知っていただきたいと考えて、現在不定期で開催しています。今後も定期的に実施していければと思っています。
サービスデザイナーの働き方は一言で説明できない
「サービスデザイン」は、 企業や行政に導入が推進されており、次第に耳にする機会が増えてきています。しかし「サービスデザイナー」という職種はまだまだ耳慣れない職業だと思います。
サービスデザインという考え方は包括的な視点で物事を捉えていく、という特徴があるため、活動のスコープが広くなる傾向がありますし、エージェンシーであれば特定の事業ドメインに限らず支援をさせていただく機会も多くますます捉えどころがなくなります。
サービスデザインの仕事に興味を持っていただく機会もよくあるのですが、一言で説明することがとても難しい!ことをよく感じます。このコンテンツで少しでも理解が深まれば幸いです。
「そもそもワーク」アーカイブス
録画で視聴をされる方もいらっしゃるので、こちらでアーカイブを蓄積していければと考えています。もしサービスデザインやサービスデザイナーの仕事に興味がある方がいらっしゃいましたらぜひご視聴ください。
各タイトルからTwitterスペースのアーカイブにアクセスできます。
ホスト:小山田 那由他(株式会社コンセント サービスデザイナー / コンテンツデザイナー)
レギュラーゲスト:浅野 未空(株式会社コンセント 人事チーム)
そもそもワーク Vol.6「デザインとビジョン」
よりよくサービスデザインを実行するために、ビジョンをプロジェクトの中心にすえる取り組みを進めているサービスデザイナーの佐々木さんをゲストにお届けしました。
そもそもワーク Vol.5「デザインと考える・つくる」
サービスデザインというフィールドでつくるチカラで新しいサービスの可能性をひらいているアートディレクターの鹿児島さんをゲストにお届けしました。
そもそもワーク Vol.4「デザインとジョブチェンジ」
新しい領域に次々チャレンジを続けるサービスデザイナーの池村さんをゲストにお届けしました。
そもそもワーク Vol.3「デザインとまなび」
コンセントのデザインスクール運営を担当しているサービスデザイナー / コンテンツデザイナーの園木さんをゲストにお届けしました。
そもそもワーク 〜サービスデザイナーの働き方〜 Vol.2
女性の課題解決にフォーカスしたサービスデザイナーを目指しているコンセントのサービスデザイナー大川さんをゲストにお招きしてのデザイントーク。
そもそもワーク 〜サービスデザイナーの働き方〜 Vol.1
コンセントでのサービスデザイナーの働き方についての概要やプロジェクトの事例などをお話しました。
「こういったことが聞きたい」「ここがよく分からなかった」といったご意見・ご感想があれば、ぜひ以下のフォームからご意見をお寄せいただければと思います!
https://forms.office.com/r/uUKVbWaHcR
サービスデザイナーの働き方、私の場合
ちなみに、一例として私自身の働き方につて少しだけご紹介します。
私は、サービスデザイナー / コンテンツデザイナーという職種を名乗っています。
仕事の内容は文字通り、サービスをデザインしコンテンツをデザインしています。なんとなくそのままでもある程度わかるような気がします。でも、初めて聞く方の視点になってみると……具体的に仕事として何をしているのかというと、あまりイメージができなさそうです。
もう少し具体的に説明すると、人間中心設計の専門家でユーザー中心にサービス(事業)を企画開発、改善する支援を行っています。その際に、エディトリアルデザイン※の経験をバックグラウンドに持っているため、サービス開発に伴うあらゆる活動に対して企画・編集・デザイン等のコミュニケーションスキルを活用する、というスタンスで仕事をしています。
※おもにアナログメディアにおいて、企画立案、情報設計、ビジュアルデザインなどを行い、メディアの利用体験をつくるデザイン領域
さらに、社会と接続したデザインの在り方に興味があり、PUBLIC DESIGN LAB.というR&Dチームを立ち上げ活動したり、大学で産学プロジェクトのメンタリングをしたり、地域で市民向けにデザインの考え方を伝えるスクールを実施したり、といった活動をしています。
ちょっととりとめがないように思えますが、全体を通して2つ軸があると考えています。
デザインが持っている「不確実性に対して多様な人々と協力し、これまで見逃していた課題を見つけ、創造的な解決策を構想し実現する」という可能性をひらいていくこと。
そして、その可能性を考えることとつくることの両面から、サービスデザイ
ンとコンテンツデザインのハイブリッドなアプローチで探究していくこと。
サービスデザインは、適用できる領域が広く把握しづらいところがあると思いますが、自分なりの軸を持って探索するにはとても面白い領域だと思います! よろしければ是非Twitterスペースお聞きください。