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【30代を目の前にして】留学日記#1 事の始まり

私は現在オーストラリアに語学留学に来ている28歳。
アラサーも目の前。
今回は#1の留学日記だが、日記というより、留学に至るまでの経緯などを書いていこうと思う。

以下に項目を絞ろう!

タイトルを考えるのはとても難しい…
センスが問われる…
それでは、始めていきます!

これまでの自分

これまでの自分は簡単に言うと、まじめなヲタク。

学生時代は引きこもりだったけど、女性アイドルにはまった社会人からは、一人で遠征したり、ヲタク仲間と遊んだり、かなりアクティブに過ごしていた。

まじめというのは、割とレールの上をあるくような人生だった。
決められたレールではないけど、日本特有のレールの上にいた。
小中高大とストレートに卒業してIT企業に就職。
ヲタクのし過ぎで仕事をさぼるということもなく、しっかり両立をしていた。

学生時代から海外で暮らしてみたいという気持ちがあって、ずっと憧れていた。
大学卒業と同時にワーキングホリデーに行くことも考えていた時期もある。

しかし以下に示す理由で行く決意がなかなかできなかった。

  1. 昔から英語が苦手

  2. 海外旅行に行ったことがない

  3. ヲタクと推しメン問題

  4. 何から始めていいかわからない

1.昔から英語が苦手
高校生の頃から、洋楽や洋画は好きだったけど、英語のテストはいつも中間かそれ以下。
単語テストだけ頑張っていた程度。
大学1年生の時に受けたTOEICテストでは300点台。
何をどう勉強していいかわからない。
当時の私は勉強自体苦手だったのかもしれない笑

仕事でも英語は常に使用していたが頭が痛かった。
覚えても覚えても知らない単語が増え、単語を調べても意味の分からない翻訳はイディオムだったり。
なかなか英語が好きになるには道のりは遠かった。

2.海外旅行に行ったことがない
我が家はお金がある方ではなかったので、海外旅行に行ってる余裕はなかった。

昔の私は旅行においていくつか壁を感じていた。
・新幹線や夜行バスを使用しないといけない他県へ行く壁。
例えば東京出身の私からすると、千葉や埼玉、神奈川、山梨くらいは電車で簡単に行ける。
しかも日帰りも可能。
しかし大阪や兵庫、仙台ともなると、新幹線や夜行バスを使用しないとなかなか行けない。(行こうと思えばローカルを乗り継いで行けるが笑)
この壁は簡単に超えられる。
初めての夜行バスは戸惑いもあったが、言葉は通じるし、朝には終わっていることだし。
新幹線は旅行でもたまに使用していたから壁はあまり感じなかったが、東北方面しか言ったことがなかったので、関西方面の新幹線に乗ったときはわくわくした。
・飛行機の壁
これは大きいのではないだろうか。
1人だからそう感じたのか。
1人で飛行機に乗ってしまえれば、日本は制覇したようなものだ。
空港の手続きの仕方、持ち込み禁止のものだったり、機内サービスだったり。
私が初めて飛行機に1人で乗り福岡へ行ったときはちょっぴり問題が起きた。
羽田空港では北にいく飛行機と南に行く飛行機でターミナルが分かれている。
このターミナルは片道徒歩30分ほどかかる。

私は事前に調べた。
"普段は南行きの飛行機はターミナルが2(詳しく覚えていない)だが福岡行きだけ違う。"
そんな記事を見かけた。
よし、これに惑わされなかった!
と、思っていたら、始発だけターミナル1だと空港で告げられる。
もう多分間に合わないだろうと……

そんなこと…って…と思ったら、格安便の空き席なら次発でご案内できるとのこと。
(追加料金などもなし)
それにしてください!とお願いした。
ありがとう羽田空港。
ありがとうスターフライヤー。
初めてだとこんなトラブルあるが、これのおかげで飛行機は慣れた。
・最後、海外への壁である
これは大きかった。
飛行機でパパッと越えられるものではない。
パスポート、ビザなど色々な資料を揃えないといけない。
言語も文化も違う。
私はなかなか超えられなかった。

結局超えないまま、留学をきっかけに超えた。

"これは海外慣れしてる人からしたら小さな一歩だが、海外未経験の私からすると偉大な一歩だ"

そう考えると地球を超えるってもっとすごいな笑

3.ヲタクと推しメン問題
先述もしている通り、私は女性のアイドルヲタクだった。
ライブに行きたいし、イベントに参加したい。
逃したくない!!という気持ちが強かった。
ライブ・イベント>>>>海外
という。
人の価値観というのはそれぞれだからそういう人もいる(自分で言ってしまう笑)

私は一生ヲタクだから、きっと一生海外へ行けない、または推しメンがイベントで連れてってくれると思っていた。
でも最後の推しメンを境に、あまりアイドルに興味がなくなり、結構人生もどん底になった。

4.何から始めていいかわからない
これは皆んなに共通してるかもしれない。
エージェントは通すべきか。
どのエージェントを探せばいいか。
留学したことある友達はいるか。
他にも海外について英語力は必要かとか治安とか知りたいことはたくさんある。
だだ知っている人が周りにいるかと言うことが実際に行けるかの決定打になったりする。

私はずっとエージェントを探していたが、検索すると大手の超有名なエージェントばかり出てくる。
仲介料を取られたり、実際どこまでサポートしてくれるのかもわからない。
(現地サポートはあるか、現地でどこまでサポートしてくれるかなど)
口コミもサクラのようなものばかり。
うーん…と悩んで2年ほど過ぎた。

ある日大学の友人のインスタを見ていたところ、友人が留学していることを知った。
すぐに連絡を取った。
「ワーホリしてるの?」
「エージェントどこつかった?」
など。
幸いにも友人は、色んなこと聞いてねと言ってくれる優しい方だったので聞いた。

たくさんエージェントは調べて話を聞こうと思っていたが、友人が紹介してくれたところが1番良さそうだったので、そこで留学の準備を始めた。

海外に来てみると色んなエージェントが存在していることを知るので、ここではあえてエージェントは伏せておく。 

海外に本気で行こうと思ったきっかけ

先にも書いたように学生の頃の憧れ。
そしていつまでもこうしてヲタク生活ばかり続けていられない、そう思っていた。

1番大きかったのは、私は人生で一度も夢を叶えたことがないということ。
みなさんは夢を叶えたことありますか?

こんなことでもいい。
・第一志望の学校に合格する。
・学年で一位をとる
・会社でチームリーダーになる
・希望の職種につく

なんでもいいから、目標や夢を叶えたことがあるだろうか。

私はないと言っても過言ではない。
高校も直前でレベルを下げたし、なりたかった職業も勉強が足りずなれなかった。
もちろん今からその職業を目指してもいいかもしれない。
だけどその場合大学に6年間通う必要がある…

他にもこんな理由がある。
アイドルヲタクだった私。
推しメンの夢ばかり応援してきた。
推しの夢は自分の夢。
果たしてそれだけでいいのかなと思い始めた。
推しメンは夢叶えてるけど、他にやりたいことがある私は全く自分の夢と向き合わない。
私も何か夢を叶えたい!!

これもまた大きな決断の一つだった。

努力して何かを達成するというのは人生の中で絶対に必要な経験だと思う。

努力しても報われないことはある。

私も28年生きてて、報われなかったことは何度かある。

もし報われない経験をたくさんしている人がいたらそれは努力をする力がある証拠であると思う。
あとは方向性ややり方を見直せば必ず結果はついてくるはずだ。

なんで大切かというと、人生は努力の毎日だからだ。
勉強も仕事も推し活も(つまり趣味)。

楽しいと思えるのは目標や達成感得られるからだ。
推し活で?と思う人もいるかもしれない。
私は話せるアイドルに通うようになってからは、できるだけイベントにたくさん通って、その子の変化を見つけたり、見どころを聞いてみたり、お薦めしてくれたものを試したり色々した。
推しメンの年齢が下になる程、TikTokを見て最新の流行りを取り入れた笑笑

推し活に関して目標はあるか?となれば、悩ましいところだが、私の推しメンは人見知りだったから慣れて色んな話ができればいいなと思っていた。
これは達成されたかも…(?)

と言うことでオーストラリア留学を決意した。


オーストラリアを選んだ理由

元々オーストラリアという国が好きというより気になっていた。
大学の頃に知ったウォンバットは有袋類でオーストラリア固有の動物種である。
コアラやカンガルーやクワッカワラビなどもその一つだ。
タスマニアデビル以外は基本穏やかな性格で、人懐っこい一面もある。
これは是非野生で見てみたいと思った。

海が綺麗で自然豊か、星空も綺麗と聞いたらオーストラリアに行きたくなる。

もう一つは治安である。
もちろん、変な人はたまにいるが日本とさほど変わらぬ治安の良さだ。
世界ではトップレベルで治安がいい。

人生初めての海外。
治安は大事だ。

またあとは普通の理由としては英語圏であること。
英語の勉強がしたいからもちろんなのだが、フィリピンなども留学としては有名だが、公用語は英語ではない。
一応生活で英語を使用する国に行きたかった。

現在の心境

私はオーストラリアに来る直前2週間で、とんでも不安に襲われてしまった。
まだ行ってもないのにホームシック。
不安で姉や母に相談しながら涙が出ることもあった。
なら行かなければいいのでは?となるのだが、行きたくないわけではない。
今までに感じたことのない種類の不安だ。
楽しみ1%と不安99%。

来たばかりの時も早く帰りたいくて明後日の飛行機の検索もしていた。
幸いホームステイ先のルームメイトやマザーがいい方たちでその不安は少しずつなくなり、今は楽しんでいる。
普通、1週間〜3ヶ月でホームシックが現れるらしいが、私は来る前がすごかったので、逆に消えて行っている。
たまに家族の夢を見ると、帰りたくなるが笑

心境といえば、もう少しだけオーストラリアを楽しみたいなと思っている。
オージーは優しく、とてもフレンドリーだ。

留学で1番重要なのはブレない何かを持っていること。
例えば、語学を勉強するぞ!という気持ちからブレない。
仕事が見つかって、勉強が疎かになってしまう人は正直たくさんいるが勿体無い。
反対に仕事するぞ!なら仕事を早く見つけて働く、稼ぐことを忘れない。

行きたい観光地があるなら、旅行をたくさんして満足して帰国する。

カフェ好きでカフェで働きたい友人はめちゃくちゃカフェ巡りをしている。

私は勉強のほかに動物や星空をメインできた。
勉強はテストで毎回ハイスコアを出すくらい勉強しているし、街中にいる動物たちの写真を集めて楽しんでいる。

人付き合いも大事だしそれをメインで来た人はいいが、目まぐるしい毎日の中で自分がやりたかったことを見失わないようにすることが大切だと思う。
これは見失っている人たちを見ているから思ったこと。

もし留学を迷っている人がいるならオーストラリアはとてもいい場所であると伝えたい。
年齢や性別など関係ない。
人生は多分やったもん勝ち、楽しんだもん勝ち。

と、行く直前に悩んだ私がいうのだから面白い。

この留学日記があなたの背中を押しますように!

最後まで読んでいただきありがとうございます🙇‍♀️

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