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【30代を目の前にして】留学日記#3 ホームステイ先の様子

さて今回はホームステイの生活について書こうと思う。

滞在期間

滞在期間は2ヶ月(8週間)。
エージェントからは友達ができたら外食や遊びに行くことも増えて家にあまりいなくなるから、1ヶ月半(6週間)でいいのでは?と言われたが、元々人見知りの私は「友達なんかできないよ」と思っていたのと、部屋探しが不安だったため、少し長めにした。

しかし、思いの外、お友達ができ、食事や遊びに出かけることが増えた。
そして部屋もあっさり決まってしまったため、
私は予定より1週間早めに出た。

私の元ルームメイトは、中々自分に合う部屋が見つからなかったため、個人的にホームステイ先を延長していた。
前例を目の前にしていたからもし部屋が見つからなければ私も個人的に滞在を延長しようと思っていたがあっさり見つかったので今回はなかった。

次に書く予定だが、私のホームステイは学校でも1,2を争う遠さだったため、近いところに早く住みたいという思いも強かった。

ホームステイ先のロケーション

私が住んでいるのはRed cliffという地域だ。
ブリスベンシティまでは電車で丸々1時間。
幸い家から駅までが徒歩7分くらいだったのでそこまで苦ではなかったが、あまりにも遠すぎる…

Google map採用

海が近く見えて良くみえるかもしれないが、あまり綺麗ではない海だった。
ビーチも人口ビーチで、しかも作りかけだったので個人的には感動しなかった笑

ちょっと綺麗に見えるが実際濁ってる海

知識的な話をすると、この地域はRedcliff(赤い崖)という地域だ。
海から見える崖は確かに赤く、地域の名前を物語っている。

先日、近くのワイルドパーク(という名の保護公園)に遊びに行ったときも、内陸側であっても、地面に塩が浮き出て、香りも潮、足元は赤い土だった。
ホストマザー曰く、潮が満ちることがあるとのこと。
ここのパークは後日また書きたいので割愛する。

そんな感じの海際の、わりかし自然豊かな、学校からアホ遠い地域に住んでいた。

ホストマザーや家族の雰囲気

事前に渡された資料で、息子2人に娘2人、猫が2匹に犬が1匹、プール付きのお家だった。
実際は息子さん2人は既に家におらず、娘2人とマザーだった。

私の想像だと、家族の一員になるくらい親しく一緒にご飯を食べたりするのかと思っていた。
実際は2階がルームメイト(ホームステイ)とマザー、1階が娘たちで、ご飯を殆ど一緒に食べない。
ルームメイトと食べるだけ。
娘たちも個人でご飯を食べていて、完全にセパレートな暮らしだ。

雰囲気は悪くはない。
猫2匹もとても可愛いし、犬も可愛い。

NARLA!とってもツンデレさんと私の朝食
MONTE!私たちに無関心
FLETCHER!頭よくて可愛い!


動物好きの私にはとてもグッドなホームステイ先だ。

ホームステイってもっと家族と親しくできるのかと思っていたからそこだけびっくり。

「私たちはモーニングティー行ってくるから、またね〜」
「家族の集まりあるから3日間家いなくなりまーす」
「土曜は朝からチャーチいくから!」と言った感じで、私たちが誘われることは殆どない。

マザーも働いているため平日は殆ど家にいない。

これが、ホームステイ先によって全く違うから一概にそうとは言えないのは了承してほしい。
他のホームステイ先の話を聞くと全く違ったり、似たり寄ったりだったり様々だ。

食事について

基本朝は自分でシリアルか食パンを準備して食べる。
もちろん朝の食事代も入ってるのでケチな私は必ず食べる。
平日の昼は食事代に入ってないので自分でパンと野菜とハムを買ってサンドウィッチを作って持って行っている。
調味料は自由に使っていいのでマヨネーズやバーガーソースは使わせてもらっている。

ホストによっては昼も作って持たせてくれるところもあるので、ホストマザー次第だ。

土日はお昼代を払っているので作ってくれる。
2枚食パンにケチャップぬってハムを挟むサンドウィッチスタイル。
以前、ドライブで近くの港に行ったときは刺身だった時もあったが基本スタイルはサンドウィッチで、とても簡易的な食事である。

また夕飯も日によって変わる。
ライスがある時はいいが、サラダとハムだけの時もある。
正直…足りないときもある笑

少ないがお腹にはちょっと溜まった
ウィンナーとサラダとマッシュポテト(多い方)
薄いハムとサラダ…

以前、冷蔵庫にお寿司だかおにぎりが入ってたこともあったがそれが出たことはなく…
ピザの出前のゴミが捨ててあった日には、夕飯が2日連続同じだったり…
ただこの翌日ピザが出た…残り物かしら笑

正直、食事は結構不満だったりする。
ホームステイあるあるかもしれない。

サラダがあるのは嬉しいけど、炭水化物がほとんど取れない。
私のホストマザーはグルテンと豚肉が苦手なため、これらはほとんど食べることができない🥲
恋しい、豚肉さん🐖

オーストラリアに来て、腕時計が目に見えて緩くなるくらい痩せた。

もちろん学校を通して文句も言えるが…
(言えない…)

ただ、毎朝快便だし、日本にいた頃より正直健康なのでよしとする。

休日の過ごし方

マザーの休日は朝からモーニングティーに出かけたり、チャーチに出かけたり、クリスマスはパーティに出かけたりしている。
それで私たちの存在が忘れられ、「まだお昼食べてなかったの?勝手に食べていいのに」
というのもしばしばあったりする。

この辺があまりしっかりと決められておらず、ちょいと不満。
だからたまに私はお弁当を作って出かけている。
あくまで食材はいただく🤩

近所の雰囲気

オージーはフレンドリーで親切な人が多い。
例えば鉄道の関係者、図書館の司書さん、携帯会社の方、近所のお兄さん、子ども、店員さんはこの私でも聞き取りやすい英語で話してくれる。
あいさつもよくしてくれる。

私が入学して1週間たった月曜の朝、突然電車が使えなくなった。
ルームメイトが代走のバスや駅を教えてくれたが、どうやら目的の駅を経由するバスとしないものがあるらしく、近くにいたお兄さんに尋ねたところ、こちらも聞き取りやすい英語で丁寧に教えてくれた。
そして到着した駅で間違ったホームにいた私にさらに話しかけてくれ、正しいホームに案内してくれた。
不安も多かった初期の頃にオージーの優しさに触れ、泣きそうになったのを今でも覚えている。

また、犬を飼っている人が多い印象で特にピットブルが見受けられ少し怖い笑
勝手に道路を歩いてきて飛びついてきたときにはびっくりしたが特に噛まれることはなく可愛かった。

あと朝は鳥がうるさい笑

近所にいたレインボーロリキート

この綺麗な鳥、こちらにきたばかりは綺麗で可愛いなぁ〜と思っていたが、鳴き声がとにかくうるさい笑
目覚めは大体鳥の声。
しかも1羽や2羽ではない。
朝の4時から何羽かわからないくらい鳴いている。

なかなか楽しい環境だ😪

色んなホスト対談

ホームステイしている学校の友人から聞いたホームステイの話をいくつか紹介する。

  • 食事が毎日ハンバーガー
    よく聞く話だが、手作りもレストランへ出かける時も毎回ハンバーガーで死にかけてる人がいた笑
    彼曰く、ホスト家族はみんなすごく大きかったみたい。

  • 警察が来るホームステイ先
    マザーの娘さんが付き合う男の人が、結構皆さんバッドな人が多く、今回別れ話をしたところ「殺してやる!」と家に押しかけて来た。
    そんなことを知らされずに帰って行った友人は、現場を見てマザーに連絡したところ、「殺されそうで家に帰れない」と言われたそう。
    あとから警察が来て彼は連れていかれた。
    ちなみに友達も事情聴取を受けたらしい。
    まさか自分が犯罪をしたわけではないのに海外に来て事情聴取をされるとは夢にも思わなかっただろう。
    後日、再び彼が「殺してやる!」と押しかけて来たが、その際また、ホームステイ先の家族が家におらず、友人は次に住む家のオーナーに連絡したところ幸いにも親切なオーナーで迎えに(助けに)来てくれたそう。

    いや、事前に家に近づかないようにとか連絡くれてもいいのでは…と思う。
    生徒守らんかい!!

  • 愛情はあるが…なホームステイ
    お年寄りの家にありがちだが、かなり愛情を注ぐ家庭がある。
    (私が想像していたホームステイとはこれ)
    平日のお昼ご飯はもちろん、お菓子や手作りマフィン、果物など、私に分けてくれるレベルでマザーが食べ物を持たせてくれる。
    マザーとお出かけしたり、お誕生日をお祝いしてくれたり個人的には羨ましい。

    しかし、この家庭では洗濯を個人のタイミングで使用できず、量も決まっているため、不便に感じるようだ。
    キッチンも勝手に使えない。
    私の場合は週1で洗濯機が使え、お昼は自分で作るのでキッチンは割と自由に使える。

  • 口約束ステイは危険
    よくあるのが、学校を通さずにうちに直接お金を入れてくれればステイしてていいよーとマザーが言ってくれる。
    初期の頃は、引っ越しめんどくさいし、ご飯も食べれるからラッキーと思って「じゃあ住んじゃおうかな!2月まで!」みたいな口約束をしたところ金銭的なトラブルに。
    人はお金が絡むと途端に変わってしまうことがあるので要注意だ。
    ちなみに我がホストは以前のルームメイトとそのようなことをしており特にトラブルがなさそうだったのでできるのではないのかと思う。こういうところは優しいマザーだ。

気をつけること

ご家庭によってオリジナルルールがあるのはもう受け入れるしかない。
耐えきれないのであればホームステイ先を変えることも可能なので学校やエージェントに相談してみるといい。

私たちの場合、学校からまず提示されてるホームステイのルールがある。

  • シャワーは5分(頭は洗わない)
    シャワー5分はあるあるだが、頭は洗わないのは考えられないので洗っている。
    マザーも洗っていいとのことでここは柔軟に対応してもらっている。

  • 電気の無駄遣いをしない

  • 食事に関するルール
    主に平日は朝と夜、土日は朝昼晩。

  • 部屋は綺麗に保つ

  • インターネット
    ダウンロードはしない

  • 夜は静かに

ホームステイオリジナルルール

  • 洗濯機は1週間に1回
    量の規定はないが夜中の使用や土曜の朝はダメだったりはある。

  • 部屋で食事はダメ
    ゴキブリが出るからとのことだが、ルームメイトは食べてたみたい笑

  • 部屋のゴミは自分で捨てる

  • 朝は足音は小さくすること

これくらいかな。
もし他にもホームステイエピソードやルールがあれば知りたい。

ちなみに、私のところのホームステイは食事以外はとっても寛容で優しいマザーだった。
変に干渉しないところがよかった。
本当に出会えてよかった!

では!読んでいただきありがとうございました!

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