言語規制は、言論統制、世論戦への布石

「悪い言葉」を使わない。これは、とても良いことです。でも「え!それってほんと?」「調べてみた」

「悪い言葉」を使わない。これは、とても良いことです。しかし、この「悪い言葉」とは、何でしょう。「馬鹿」「お前」等の言葉を、最近学校教育で、抑制されてきております。
「放送禁止用語」に「目くら」等もあります。放送上では、「目くら」は、「視覚障害者」と、されております。こうなると、諺の「目くら蛇に怖じず」と言う言葉は、「視覚障害者蛇に怖じず」としなければ成りません。この様な事により文化、歴史をも規制されてしまいかねません。
 そもそも、「悪い言葉」 とは、何でしょうか。言葉を発する存在が「不純な心」、「貶める心」、「内面に誹謗中傷を秘めている」等の「悪しき心」 を、秘めていれば、例え「美辞麗句」を、発信したならば、受け取った存在は、良い気持ちを受けるでしょうか。
逆説的事例で述べると、嘗ての俳優「毒蝮三太夫」が、TBSラジオでの野外公開番組で「じじい・ばばあ」と、とても良くないであろうと思われる言葉で、野外公開番組で参加しているお年寄り達を、呼んでおりました。しかし、この様な言葉で呼んでも毒蝮三太夫さんは、とても慕われておりました。その後、「綾小路きみまろ」 さんの提供してきた様々な、漫談、パフォーマンス、に於いても、良い言葉と言うより、下手をすると貶める様な言葉の様な、悪しき言葉を、多く発信されておりました。しかし、綾小路きみまろさんは、とても人気がありますし、ありました。
 現在、YouTube等のWeb上で、「まいっちんぐマチコ先生」 「ふしぎなメルモ」 等放送を、規制されているものが多くあります。そもそも 「ふしぎなメルモ」は、手塚治虫氏が、当時とても問題にされていた「性教育」と言う事に一つの手塚治虫氏からの答えの一つとして発表された作品です。
日本の男性(問題のある表現でしょうか?)が、「草食系」と称せられる事になる一つの問題を、秘めている原因と、感じる事は考えすぎでしょうか。
 当時PTAの女性達の多くから不適切TV番組として、彼女達の「下劣」と称する番組を、非難してきてTVの衰退を招いた原因の一つ(他にも報道の偏り等多くの問題を持っている)にもなりました。これと同じ様に、余りにも強い規制、誰が、基準を作っているのか、規制しているのかが解らない状態でのSNS等での過剰な規制は、自滅を、招く事もあります。
 SNSで、日本国旗を踏み着ける中国人小学生達の映像が、流されております。この映像を見る日本人の多くの方々は、中国共産党の「認知戦・世論戦・マインドコントロール」を、感じる筈です。
この事から、私は、先に問題として提示させて頂いた「『悪い言葉』を使わない」 と言う過剰な教育に、「認知戦・世論戦・マインドコントロール」に対する危険性を、感じてしまいます。

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