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自分らしく

私が死ぬ時。
あと何年後か、明日か、わからないけれど。
その時は、好きな人と一緒がいい。

カップルで自殺配信をした人がいるとネットで見た。
なんか、一昔前の私だったら同じようなことしていたような気がする。

そのカップルは死ぬ間際、何を考え、誰を想ったのだろう。
泣いていたのだろうか。
大好きな人と死んでしまえる喜びを噛み締めていたのだろうか。

こういうことを考え始めると、迷宮に迷い込んでしまいがちだけど考えずにはいられない。
おんなじようなことを考えていたひとりとして、考えさせられる。

姉がいなくなる数ヶ月前に、姉にこんなことを言われた。
「あんた、死ぬって行為を美しいものだと思ってるでしょ。」
その時の私は「?」だった。
死ぬことが全てだと思っていた私にとって、「死」というものはある意味「美の象徴」だった。
こんなこというと頭がおかしい人だと思われそうだけど、これは紛れもない事実だ。

自ら死を選ぶ人が増えている現代で生きていくことは、なかなかに大変なことだと私はおもう。
今でこそ、死にたいと思わなくなった私だけどいつ、なんのタイミングでそのスイッチが入るかは正直自分でもわからない。
でも前向きに生きていきたいと今は心から思っている。

何があっても、自分の人生だし。
何を選んでも、自分の人生だよ。

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