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側弯症の手術から一年半。
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こんにちは、四季と申します。
上の画像は、私の術前の背骨です。
「脊柱側弯症」と言って先天性の遺伝子疾患になります。
背骨がどんどんS字に曲がっていき、肺や神経など臓器を圧迫してしまう可能性があります。
中学一年生の時、モアレ検診というものが学校にありまして、そこで発覚しました。
当初はパッと意識しませんでしたが、とても長い闘いになります。
成長につれて歪む背骨を食い止める為に、プラスチックのコルセットを作成しました。
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上記は拾い画ですが、下の見本に近しい物を中学三年間付けて過ごしていました。
汗が滲む夏の日も、安定しない生理の日も、お風呂の時間以外は寝る時も学校へ行く時も付けて過ごしていました。
付けて過ごした劣等感の日々はまた別投稿出来たらなと思っています。
高校生の時はコルセット治療は意味をなくし、経過を見てもらい大学4年の春に手術を決意しました。
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上記の画像は手術したボルト棒が身体に入っているものです。想像していたよりも異物感のあるものではありませんでしたが、一年で復帰できるような体力も治癒力もなく、今は休学療養中です。
術後の違和感や痛みは日に日に良くなっていたのですが、日によって動けない日があるようなまばらな生活を送っています。
私はうつ病も併発しているので、身体の元気な日と精神の元気な日の波長が合わないのがとても辛いものです。
この手術を控えている方は中学〜高校生の年代が多いようでして、お若いのに闘病と向き合っていて素晴らしいなと感動します。
手術を考えている方が目の前に居たら、寄り添って体験談を伝えたいと思う限りです。
手術から一年半経ちましたが、週2~3の4~5時間バイトがうつ病を含め私の回復量です。
なかなか思うように身体が動きません、特に屈んだ姿勢での動作は三分程度で背骨がピシリと辛くなります。
取ることのない、一生付き合っていくボルト棒なので寛解は難しいですが、生きやすい生き方を見つけていけたらいいなと思います。