ゲストハウスを開業するまで vol.13
前回は下屋根の修繕について書きました。
今回は雨どいの設置について書きます。
金具が錆びていたり、とい自体が割れていたりしているので、まず古い雨どいを撤去します。10年以上もメンテナンスをしていないので、土砂がこんもりで、ご丁寧にコケまで生えています。
金具もこんな感じで錆びてました。そもそも支える部分がなくなっている場所もありました。
地元の瓦屋さん(屋根の修繕屋さん)と一緒に雨どいや金具などを買いにいきます。この金具は、雨どいを支える金具なのですが、雨どいがやんわりと傾いて水が流れるように金具の傾きを微妙に変えてあるそうです。
番号が振られていて、6→1の順かもしかしたら逆かもしれませんが、番号順に取り付けていきます。
例えば18箇所金具をつけるとして、左→右へと流れていくようにしたい場合は666555444333222111と取り付けていきます。
15とか半端な数の場合は666554433222111にします。
真ん中に流していきたい場合は654433221122334456って感じにします。
形状は違いますが、こちらの金具も同じように番号が振られています。
雨どいには針金のようなものをぐるぐると巻いて固定します。
どこに取り付けるかさえ間違えなければ、割と簡単です。
美しい。
縦のも取り付けて完成です。
買い忘れなどがあって、2日かかりましたが、段取りをちゃんとしておけば作業自体は1日でできると思います。
高所での作業もありましたが、焼杉板貼りの経験が生きているのか、もう恐怖感を感じなくなってきました。
これでとりあえず雨が降ってもちゃんと受け止めてくれるので、ボタボタと垂れてくることもなくなりました。
下屋根の歪みの影響か、微妙に流れが悪いのですが、それはまあ愛嬌ということで。実害が出るまでは様子見でいきます。
それでは今日はここまで。
明日から、建物内部に潜入します!(多分)