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イベントの先を、どう考えるか。

現在、竹野町では「海町マーケット」というイベントを月一で開催しています。

Facebookのページにはこんな風に説明が書いてあります。

兵庫県豊岡市竹野町にある小さな港、竹野港。
大漁旗が潮風になびき、ゆるやかな時間が流れるマーケット不定期に開催しています。
竹野港で水揚げされた海産物をはじめ、地元野菜やフードの販売などもしています。
さらに、川釣りや漁船でのクルージングなどさまざまな遊びも企画しています。

天気や時期によりますが、平均で300人〜500人くらいの方が来てくれています。(最近はもう少し多いかも)

だんだんと認知度も上がってきましたし、出店者も増えてきました。
準備の段取りもよくなってきましたし、今年はトライアンドエラーだということで、新たな試みを少しずつ行なっています。
イベントの運営委員として冷静に見てみても、いい感じになってきている感覚があります。

ただ、懸念が一つだけあります。
一過性のイベントにならないだろうかってことです。

地域おこしのためにイベントを開催していたはずなのに、気付けばイベント自体が目的となってしまい、次第に開催者が疲弊して終了。というのは地方あるあるです。なんのためにやっているのか、わかっているつもりでも次第に忘れてしまいます。

それで海町マーケットはなんのために行なっているのか。
私の認識では、「なりわいの創出」です。
海町マーケットに出店することで、おこづかいを稼いだり、趣味を副業にするきっかけとする人もいれば、お店を開きたい人が練習や宣伝のために出店する。みたいなイメージです。

そのためには、出店した人が利益をちゃんと出して、海町マーケットに出れば稼げるらしいぞって状態にしないといけないし、お客さん目線で考えると出店者が多ければ多いほどいいので、ニワトリと卵よろしく同時進行で発展させていく必要があります。

さらに言えば、誰が出店するかってことも今後の大きなテーマになってきます。テキ屋さんばっかりになってしまっては意味がないので、地元の人や近隣の人で出店者を増やしていけたらいいなぁと。特に若い人たちが集まって出店してくれたりしないかなぁと考えています。
そして、その中から副業でも本業でも、お店を持つって人が生まれたらいいなぁ。

今度、委員会の反省会があるので、またタイミングをみてこういう話もちゃんとしていこう。


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石丸佳佑
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