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24歳、恋愛映画を観て考えたこと

久しぶりに映画を観ました。

私は毎年、年始に今年の目標を立てるのですが、その中に
「映画を月3本、年36本観る」というものがあります。

実は昨年の大晦日、コロナにかかってしまい年末年始は一日中ベッドの中で過ごしていました。

症状の出初めは熱があってしんどかったのですが、病院に行って薬をもらうとすぐに熱が下がり体調が良くなったので、一日2本映画を観る生活を送っていました。

今まで、映画をたくさん観たい、観たい映画がある、という状況でも結局観ずじまいだったことが多かったため、今年は不朽の名作と言われるものを観よう!と決めたのでした。

そんな私が年末年始に観た映画で特に好きだったのは、
フォレストガンプ、トップガン、トップガンマーヴェリック、ラブ・アクチュアリー、ノッティングヒルの恋人、ブリジット・ジョーンズの日記など・・・

トップガンでは戦闘機そのものや海軍、パイロットという仕事の格好良さ、そして若かりし頃のトム・クルーズに酔いしれたり、マーヴェリックとグースの絆に胸がいっぱいになったり・・・

はたまたラブ・アクチュアリーでは、年齢も立場も違ういろいろな人たちの愛が行き交って、伝わり合って、いろいろな形の愛に溢れた愛しい二時間に心を満たされたり・・・

この映画でヒュー・グラントとコリン・ファースの格好良さに痺れて「今年はこの二人が出ている映画をたくさん観よう!」と決めたのでした。

そして今回観たのは、「勝手にふるえてろ」という映画です。

映画の内容としては、中学時代から10年間同級生に片思いをしている24歳のOLが、職場の他部署の男性から告白をされ、その彼と片思い中の彼の間で揺れ動く、という内容のものです。(だいぶざっくりしていますが・・・笑)

ここ最近、大人の恋愛もの?(花束みたいな恋をした、ちょっと思い出しただけ、ボクたちはみんな大人になれなかった、のような)を観たいと思っていたので、この映画を観ることにしました。

私自身が24歳、浮いた話も特になく、ということで最近このような映画を好んで観ているのですが、恋愛映画を観るたびに、「恋愛っていいな、恋したいな」と思ったり、「恋愛って面倒臭いし、お金も時間も全て自分に使える今が一番楽しいし一人でいいやん」と思ったり、いろいろ考えさせられます。

この映画を観て思ったことは、結局、二(に)のような人と一緒に居られたら幸せなのかもしれない、ということです。

二はこの映画の主人公良香(よしか)に思いを寄せる、良香と同じ会社の営業部で働く男性なのですが、この二には登場シーンから本当にイライラさせられます。

冴えない見た目でダサいのに、変にカッコつけなので結局カッコ悪くて、強引な距離の縮め方に気持ち悪さを感じてしまう・・・端的に表すとそんな男性です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                

良香とラインを交換する為にいきなりツーショットを撮って「この写真送りたいからライン教えて」と言ってきたり、偶然出会った、片思い中の相手に会いに行く良香に勝手についていき、オートロックのマンションの中まで入ってきたり。

でもニは、思っていることを全て言葉で伝えてくれるんです。恥ずかしいことでも、全て言葉にして伝えてくれる。そして素直。

いつから良香のことが気になっていたのか、こういう印象を持っていたよ、こういうところが好きだよ、そういうところは直した方がいいよ、間違ってるよ、幸せ、嬉しい、など。

相手に求めるのは見た目だけではないことはわかっているのですが、私は自分のことは棚に上げて、付き合うなら格好良くて服が好きなおしゃれな人がいいなと思ってしまいます。占い師に「あなたイケメン好きでしょ?」と言われたこともあります。笑

よく聞く「外より中身」、結局そこに落ち着くのですが、この映画を通して
自分にとって、この中身という部分は「自分の気持ちを言葉できちんと伝えてくれるかどうか」ということなのかなと思いました。

そう思った理由を言葉で表すのはすごく難しいです。ですが、映画の中で何度かあった二が良香に対して時には嬉しそうに、恥ずかしそうに、時には怒りを表しながら自分の気持ちをまっすぐに伝えるシーンを通して、こういう人となら、お互いの間に何か問題が起こってもきちんと話し合いをして解決できるだろうし、日頃から優しく穏やかな気持ちで満たしてくれるのではないかと思いました。

私にとって二のそういったところを相手に求めたいし、私もそうでありたいと思ったのでした。

ずいぶん長くなり、しかも平凡な答えに落ち着いてしまいましたが、これが今回映画を観て私が感じたことで、初めて自分にとって相手に求めたい「中身」という部分を一つ見つけられた気がします。

今日もまた映画を観るつもりです。楽しみ!

それにしてもこの映画のラストシーンが好きでした。

では!

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