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社会人になり、1週間が過ぎて感じること

社会人になり、1週間が終わった。
入社式から怒涛の研修プログラムが続き、夜は飲み会。そんな日々がずっと続いた。

その日の研修の準備のために早起きをして、夜は大体23時近くに家に着く。非常に濃密でかなり長く感じる1週間だった。

この1週間を振り返っていきたい。

社会人になってから

4月3日、入社式があった。
21人の同期とともに、新たな一歩を踏み出した。

【歓迎】フォースタに21名の新入社員と2名の中途社員が入社し、合計187名で新年度がスタート! | for Startups / PR Team blog (wantedly.com)

今週は研修漬けの日々。
ビジネスマナーやその実践、この会社や取り組みの意義や大事にしていることなど、たくさんの学びと刺激のある1週間だった。

社会人とはなんなのか。仕事とはなんなのか。

考えたことはあるけど、それがはっきりしてきた気がする。

学生に比べ、社会人は自分の行動に対しての責任が大きくなる。
給料をもらって働いているので、会社や社会に対して価値を提供できなければ、存在意義はない。そして、会社の一員として働くことは、その会社の顔として働くことと同じである。その意識を持って行動する必要がある。

仕事は、相手の信頼を得て、成果を出すこと。
まだ何者でもない新卒にできることは、成果を出すための試行錯誤をし続けることと、それがなくても関係構築できるための振る舞いをすること。相手が何をなぜ期待しているのか考え続けて行動することが求められる。

社会人として、仕事に取り組む上でベースとなる考え方を学ぶ1週間だった。

期待と不安の狭間

この1週間、ぼくの心には高揚感と不安感の両方があった。

同期はみんなやる気に満ち溢れている。自ら動いて成長し、成果を出そうと日々過ごしているのがわかる。尊敬できる同期がいることで、高め合っていけるように感じた。

先輩も本気の人しかいない。
日々、日本を代表する起業家と対峙し、真剣に向き合っている人たち。人や社会への想いを持った人たちばかりだった。

そして、会社の環境もすごい。
たくさんの情報が飛び交い、様々な出会いが起きる。こういう会社が日本を代表していくということを実感している。

自分自身を高めていくことができる確信を得た。

それと同時に不安もあった。

自分はスタートアップ支援をやりたいのだろうか。
自分が描く社会に、近づくための経験ができるのか。
この出会いやここで学ぶことで生まれることの想像がつかず、つかみきれない感覚もあった。

そんな中、様々な情報が入り、チャンスもくる。やはり同期同士の力も意識する中で、漠然とした不安感を得た自分は、あまり自分を出せずにいた。

ここまで色々経験してきたし、自分に自信を持っていた。誰よりも強い想いを持って入社した自負もあった。

それでも、「あれ、自分って意外と何もできないな」「周りと比べて能力低いぞ」「このままでいいのだろうか」そんなことを感じるようになっていた。たくさんの学びと実践がある中で、そういう日々が続いていた。

過去の自分に逃げていた

先輩社員と話す中で、知らず知らずのうちに自分が自分から逃げていたことに気づいた。

地域での活動やインターンでの過去の実績もそう。
前はこうだったのに今はそれと違うという感覚が自分を閉ざしていた。環境が変われば過去の実績は関係なくなるものだ。

自分が社会を変えに行くという意志ではなく会社に入るというスタンス。
起業を考え自分で作っていくんだ!という意志を持っていたが、結果的に就職という決断をした。それが、知らず知らずのうちにこの会社に入れば大丈夫という他責にするようなスタンスになっていたことに気づいた。どこに所属していようが、自分で突き進んで価値を発揮していかないと何も成し遂げられない。

振り返ると、大学時代の環境は自分にとって気持ちいいものだったと思う。

サークルは自分がリーダーとなり、みんなが支えてくれて走ることができた。インターンも自分を前に出してくれたから、色んなチャレンジができた。

アクションを起こす上で、自分に厳しく言ってくれる人は知らず知らずのうちに少なくなっていた。

でも、今の環境では黙っていてもステージには立たせてくれない。意志を持ち、考え、行動し、チャンスをつかまないといけない。そういうところだ。

0からのスタート

この1週間を経て、決めたことが1つ。

過去の経験、実績は0にする。

それは、これまでの経験をなかったことにすることではない。もちろん、色々経験して得た気づきや感じたことは、自分の中で大事にしたい。

地域の人や仲間と向き合う日々。
生きづらさを抱えた人がたくさんいること。
社会全体に閉塞感を感じること。
それをなんとかよくしたいという自分の想い。

それはこれからも自分の中に持ち続けたい。

当時も何もないところから始めて、コツコツやっていく中で色んなことが形になり、実を結んできた。だが、いつまでのそのときの自分と今の比べても意味がないし、進まない。

この環境もまた、0から始まること。
関わる人、学ぶこと、対峙する人もすべて変わる。それなのに過去の自分と比べても無駄だ。

まだ0から始める。
その自分に何ができるか、また考え直し、行動していきたい。

先行きは正直全然見えないけど、この自分に見えること、できることから動いていきたい。

人の無限大の可能性を信じ抜け

入社式の日、社長から新卒21人全員に手書きのメッセージが送られた。全員のを見たわけではないが、どうやらそれぞれ違うらしい。

人の無限大の可能性を信じ抜け

ぼくはこの言葉をいただいた。
なぜこの言葉なのかはよくわからないけど、それを考え続けたいし、大事にしたいと思っている。

ぼくの仕事は、
人の可能性を広げること。
スタートアップの可能性を広げること。
誰もがよりよく生きていけると信じ抜くこと。

何をするかまだわからないけど、そんなことな気がする。自分の決断に迷って悩むことはたくさんあるけど、それを正解なのかどうか考えるのではなく、これがベストといえるような思考と行動をしていくことにエネルギーを使うことが大事。

何より自分自身の可能性を信じ抜くことが大事。それができてから人や社会と向き合うことができる。

まだまだここから。
自分をまだまだと思わせてくれるこの環境に感謝して、みんなで進む。

限界突破!!!!!

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