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完全感覚で、勇気と愛を

久しぶりの北海道の2日間が終わった。
濃密だった。

「また明日から頑張ろう」
そう思える2日間だった。

感情の壁を取っ払う

昨日はぼくの大好きなONE OK ROCKのライブだった。

一言でいえば最高。それに尽きる。
たくさんの感情が動いた。

始まりから全員の心を動かすこと音楽とワンオクの力を、身に染みて感じとることができた。

始まりから激しく動き、歌いまくっていた。声は枯れ、最後は倒れ込んでいた。一生懸命音楽で何かを訴えているのが伝わった。
それに、ぼく含め全員が声を上げていた。なんかものすごかった。

ここ最近の仕事は、たくさんの情報に触れ、企業と関わり、自分の中に落とし込み、それを人に魅力的に伝えるということをやってきた。

日々自分を追い込みながら、日に日に達成感や自分自身の成長を実感してきた。いい感じに来ていたが、何か噛み合っていないような感覚がほんの少しだけあった。

自分の思い描いているように相手に伝わらないような感じ。そういうことがあった。

そんな中、Takaがキミシダイ列車を歌ってる途中でアリーナの柵を蹴り飛ばして叫んだ瞬間、ハッとさせられた。

知らず知らずのうちに自分の感情を抑えていたんだなと。その壁を取っ払ってくれたような、そんな感じがした。

たくさんのことを知り、それを自分で理解をしていくということをしていると、物事を論理的に考えるようになる。それはいいことだが、同時にパッションも大事。

人は理屈では動かない。結局最後は「なんとなくいい気がする」というのが人を動かす。その原動力は誰かの情熱だったりする。

明日から、自分の中の感情をぶつけていきたい。

覚悟

ワンオクのライブに行くと、そこに命をかけているのが伝わる。

自分がどれだけ気持ちを込めて日々を過ごしているのか。そんなことを考えさせられた。

この1ヶ月と少し、本当に頑張った。後悔も多少あるが、その時々のベストを自分の中で尽くしてきた。

でも、もっと覚悟を持った方がいいのでは、と感じた。

ぼくの仕事は人と向き合う仕事。

起業家の想いに触れ、支援すると決めたらそこに全力で伴走し、スタートアップに人をお繋ぎする。そういう仕事だ。

ビジネスというのは残酷で、成功していても会社が潰れないという確証はなく、いつ何が起こるかわからない。

もしかすると明日になったら会社を潰さなければならなくなり、社員全員がリストラされることもある。

ましてや、スタートアップというのはまだまだ不確実性の高く、組織もまったく整っていないこともあるので、より何が起こるかわからない。

ぼくの仕事はスタートアップの中で働くわけではなく、ある種第三者的に関わるが、船が沈む時には一緒に沈む覚悟で望まないと無責任すぎるよなと感じる。

そしてそこに人を繋ぐということは、自分のしたことがその人の今後の人生を左右させることになる。その人の人生も背負う責任も負っている。

その意識を持ってここまでやってきたかはわからない。もしかするとそこまで肩肘張って自分を追い込む必要もないのかもしれない。

それでも、そういう覚悟を持って取り組みたいと思っている。

まだまだできることは限られるが、日々自分なりに精一杯向き合うこと。それを大切にしていきたい。

勇気と愛

「人に愛を送り、時に世の中へ中指を立てること」

ワンオクはそれを体現してきたと思う。自分もそうしたいと思ってこのキャリアを決断した。

長々とライブの感想を書いてきたが、ここに自分が大事にしたいことにが詰められていた気がする。

持ち続けられるように、そしていつか追いつけるようにまた曲を聴きまくる。
みなさんも是非聴いてみてください!

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