不安の風に煽られながら、確かな覚悟で希望を追いかける
今日は夕方限界が来たので、15分だけ昼寝をしようと思ったら1時間寝てしまい、バイトに少し遅れてしまいました。
#すんません
今日の記事は、決意表明と1年後振り返った時に面白くなる記事になればいいなと思っております。
僕にとってのサークルONE
僕は地域貢献団体サークルONEという当別町にある団体で、地域活動をさせてもらっています。
2019年の10月あたりから徐々に始まり、かれこれ1年半が経っております。
地域というもの自体には何も興味がないところから、建さんがサークルを立ち上げる時から一緒にやらせてもらって、僕の想いもかなり変わりました。
何も考えていないけどとりあえずなんかやってみたいという気持ちから始まり、先輩の想いに触れ、町の人にたくさんよくしてもらい、おじいちゃんおばあちゃんからたくさん学び、仲間と夜な夜な電話して、今の僕がいます。
大学に入ってからも本気で取り組めるものがあるというのが、僕の人生にとって大きな財産になっています。
サークルONEや地域活動で感じたことは一言で表せませんが、人として大切なことをたくさん感じ学んできた気がします。
そんなサークルも、代替わりしていくということになりました。
建さんがサークルを立ち上げ、突っ走りその背中で仲間も作り、協力してくれる人が増え、今のサークルがあります。
それを引き継いで僕らに全て任せてくれることにすごく感謝してますし、自分たちも町のため、後輩のため、自分たちのために本気でやろうと決めました。
いよいよここから僕らが文化を創る番になります。
原動力
野球か勉強をすることしかない日々から、気づけば野球も辞め、暇さえあれば地域活動をして毎日サークルのことを考える日々になりました。
なぜここまでやるようになったのか、自分の原動力についてもう一度振り返ろうかなと思います。
自分が将来の職業は理学療法士と決めた瞬間の僕の想いは、「僕を担当してくれた理学療法士を治せる理学療法士に変えたい」というのと、「こいつによって不幸になった人、同じようなやつによってこれから不幸になる人を減らしたい」というものでした。
僕は昔から決していいやつではなくて、特に小さい頃はイライラすることも多かったですし、人がムカつくだろうなということもはっきり言って怒らせることもありました。
この人かっこいい!と思うことはありましたが、それを追いかけようという気持ちにはなれず、どこかで憧れた人と同じ道に進むとその人には敵わないだろうなというのがあり、それで動くことはなかったです。
プロ野球選手はめちゃくちゃ憧れていましたが自分には厳しいと諦めましたし、ワンオクをリスペクトしまくってますが自分はロックバンドは無理だと思ってしまっています。
こんな世界があったらいいな!というピュアな心も元々なく、明るい気持ちから動くというのはなかったです。
そんな自分の原動力は、「このままじゃダメだ」なのかなと思います。
高校野球で仲間に怒ったときも、「お前がちゃんとやらなきゃだめだろ」っていう気持ちでした。
理学療法士を目指したのも、担当の理学療法士に言われたことをちゃんとやって練習を再開したら、また痛くなって治らなくなったときに、「もっとちゃんと向き合えよ!」「お前より俺の方が絶対いいわ!」っていうアホみたいな気持ちからです。
小中学生向けの体力測定をやろうと決めた時も、同じ思いだったと思います。
こんな取り組みや場になったらおもしろいなという気持ちと、今までのトレーナーと同じだったら俺みたいな思いをするやつは絶対に出てくるというものがあるから一生懸命考えてます。
ヒッチハイクをしたときも面白そうという気持ちももちろんありましたが、このままの俺ではダメっていう気持ちはあったと思います。
社会に対しても、関わった人に対しても、自分に対しても、ダメだろ!と思った時に動いていたんだと思います。
地域でも諦めたくない
地域活動はもちろん楽しいこともたくさんありましたが、このような気持ちを地域活動をしていて感じることが多かったからこそ、夢中になっていたんだと思います。
この冬は除雪の依頼がたくさんありました。
こんな感じでみんなで楽しくやっていましたが、もちろんしんどいときもありましたし、正直その方が多いです。
それでも頑張ってやりました。
性格上地域の方ともうまくいかず、家族にも見放され、末期がんの方もいます。
自然な繋がりは大切にしていますが、俺らがやらなきゃダメだろっていう気持ちの方が強かったです。
旦那さんを亡くして早くそっちに行きたいという方もいます。
僕が訪問してもっと関わりたいと思ってるのに、そんなこと言わないでほしいって思うじゃないですか。
がんが全身に転移してきて、余命も限られている方もいます。
その中でも、せっかく繋がれたんだからどうにか残りの人生を幸せに送ってほしいって思いますよね。
目がまったく見えなくて、身体中が痛くなる難病を持っていても、助けをなるべくもらわないようなるべく身の回りのことは自分でやって本当に頑張って生きてる方もいます。
かなり我慢強い方なので、どれだけ辛いかは想像がつきません。
本当に良い人ですが、人に裏切られた経験があるのか、人を信用もしない方です。
どうせなら信頼できる人が少しでも多くできて、毎日辛いかもしれませんが、そういう人と会うことで少しでもその瞬間がいいなって思ってもらいたいです。
僕が学生を地域活動に誘ったり、昔の友だちに建さんが紹介してくれたイベントに声をかけるのも、このまま何もない大学生活を送ってほしくないという気持ちだからです。
これを僕がサボることで、僕の友だちの人生を豊かにするチャンスを減らすことになったり、人を不幸にする理学療法士や社会人になることに繋がると思っています。
学生のうちに地域活動をすることで得られるのは、このようなリアルに触れられることだと思います。
人を病気でみたり、商品を買ってくれる顧客としてみたり、障害者としてみるのではなく、その人としてみてその想いを感じることができるのが、今地域活動すべき最大の理由だと思います。
自然な繋がりを大切にしてるのは、その方がお互い楽しいよねっていうのもありますが、個人として接することができるからです。
それを通して、良い意味で自分の無力さを知ることができますし、社会への怒りも湧いてきます。
このままじゃだめだ、俺がやる、俺たちでやる。
それが僕の原動力になっています。
やるからには圧倒的なものを
僕の昔からの特徴としては、なんでもそれなりにこなすことです。
でも、突き抜けることはありません。
この分野だと俺はトップというのはありませんでした。
しかし、このサークル、地域活動はそんな程度にはしたくないです。
やるからには突き抜けて、やるからには圧倒的なものにし、本当の意味で地域のため、出会った人のため、自分たちのためになるものにしたいです。
僕が初めてつくったプロジェクトである、小中学生向けのケガ予防の取り組みも、圧倒的なものにします。
もう少しで3年生です。
次年度のテーマは「圧倒的」です。
2年生はかなり成長できた1年でした。
3年生は今までの雄谷亮太の概念を超えようと思います。
地域のために、人のためにと今思うのも、いいやつだからというより、だめだ!って思って動いた延長なのかなと思います。
自分の想いを持って進むことで、みんなも幸せになるなら、僕はめちゃくちゃ幸せです。
みんなで頑張りましょう!